「第19回日米親善人形贈呈キャンペーン」ポスター・デザインコンクールの表彰式が行われました。
2010/10/25
日米親善のためにアメリカに人形を贈る「日米親善人形贈呈キャンペーン」への協力を呼びかけるポスター・デザインコンクールの表彰式が10月25日午後、中央キャンパス本館4階会議室で行われました=写真中=。このコンクールは今年で19回目を迎えます。本年は19点の応募があり、8人が受賞。最優秀賞には船橋妹さん(大学心理・社会福祉学科4年)と増田彩香さん(附属高校1年)さんの作品=写真の右が船橋さんの作品、左が増田さんの作品=が選ばれました。
このキャンペーンは約80年前、日米関係の悪化を憂いたアメリカ人宣教師が、関係を改善しようと日本に人形を贈ったことに端を発しています。お礼として、日本からも58体の市松人形がアメリカに贈られました。そのうちの1体の市松人形が、本学のアメリカ分校・MFWI(ワシントン州スポケーン市)の近隣の博物館で見つかったことから、本学院が「日米友好の心を引き継ごう」と1992年からキャンペーンを始めました。
審査員を務めた藤井達矢・教育学科准教授と野津義輝・附属中高美術科教諭は「どの作品にも皆さん一人ひとりの持ち味が生かされていて、レベルの高いコンクールになりました」と講評しました。表彰者は以下の通りです。
◆最優秀賞
船橋妹さん(大学心理・社会福祉学科4年)、増田彩香さん(附属高校1年)
◆優秀賞
高橋有希子さん(附属高校3年)、谷口加奈子さん(附属中学3年)、牛根観紗さん(附属中学1年)
◆努力賞
中森咲貴さん(附属高校2年)、大下真由さん(附属中学2年)、木村悠希さん(附属中学1年)