生活環境学科の学生が、山形県の月山志津温泉街で雪旅籠づくりに挑戦しました。
2011/03/21
生活環境学科、西田徹・准教授ゼミの4年生、森井亜美さんと三垣恭子さんが、2月22日~26日に山形県西川町の月山志津温泉街で開催された雪祭り「雪旅籠(はたご)の灯り」(主催:月山志津温泉 雪旅籠の灯り実行委員会)のための、雪旅籠づくりに挑戦しました=写真左・中=。
「雪旅籠の灯り」は、月山志津温泉が月山におまいりに来る人たちの宿場町として有名です。冬場に高さ6mにもなる豪雪を利用して雪の旅籠を作って、昔の町並みを再現しようと5年前に企画され、今年で6回目を迎えました。「雪旅籠の灯り」は他の雪祭りのように雪を積み上げて作るのではなく、自然に積もった雪を掘って建物を造ります。 森井さんと三垣さんは、他大学の学生たちと一緒に雪旅籠づくりに挑戦しました。
完成した建物の中では、地元のお酒や玉こんにゃく、学生たちが作ったグッズを販売したり、街の紹介をしたりします。照明は主にろうそくを使い、雪の中で揺らめく明かりが幻想的な雰囲気を作り出しています=写真右=。
「雪旅籠の灯り」は2月25~27日、3月4~6日に開催されました。
詳細については、公式ホームページをご覧ください。
制作した学生たちは「今年は昨年より雪が多いそうで、2階建ての旅籠ができました。温泉街のキャラクターがウサギでしたので、壁にウサギ形の棚のような空間を作り、旅籠のイメージにこだわらずモダンな感じを目指しました」「大きなスコップなど慣れない道具を使った作業で大変でしたが、雪の固まりに穴を掘っていき、空間がつながった時は嬉しかったです」「めったに出来ない貴重な体験ができました」と話していました。