ホームカミングデー「鳴松会の日」が開催され、約1000人の卒業生が学院に集いました。卒業生アンケート調査の結果も公開。
2011/05/22
武庫川学院のホームカミングデー「鳴松会の日」の行事が5月22日、中央キャンパスで開かれました。学院同窓会「鳴松会」総会や評論家の金美齢氏による記念講演会、懇親会が行われ、卒業生約1000人が懐かしいキャンパスに集いました。
メディアホールで開かれた総会で、鳴松会長の大河原量・学院長は「東日本大震災で被災された方々に心からお見舞い申し上げます。鳴松会東北支部の皆さんはボランティア活動に励まれたと聞いています。学院としても、引き続き東北地方を支援していきたいと考えています」とあいさつ=写真右=。幹事長を5年間を務め、鳴松会の日をもって役職を退く奥野温子・生活環境学科教授が「これからも卒業生が連携して、武庫川学院を支えていかなければいけません」と鳴松会の重要性を強調しました。続いて、前年度の決算、監査報告や今年度の事業計画案や予算案などの説明があり、いずれも承認されました。新幹事長には薬学部の谷本敏子教授が選ばれました。
公江記念講堂では、評論家として活躍する金美齢氏が「不条理な世の中でどう主体的に生きるか―人間として生きる」と題して記念講演しました=写真中=。金氏は自らの経験を交えながら、子育てや教育、家族など幅広いテーマについて持論を展開。金氏の歯切れの良い語り口に、同窓生やその家族、教職員は熱心に耳を傾けました。
講演会の後には食堂「アゼリア」で昼食会を兼ねた懇親会が開かれ、卒業生は楽しい時間を過ごしました。食堂前には被災地復興支援チャリティTシャツの販売ブースも設置され、英語文化学科のC.P.ミチェック講師がTシャツを販売していました=写真左=。
卒業生アンケート調査結果を公開
「鳴松会の日」の日に合わせて、本学自己評価委員会が昨年8月に実施した「卒業生アンケート調査」の結果が公開され、鳴松会の日に参加した卒業生に調査結果をまとめた報告者が配布されました。この結果報告書は、本ホームページの「認証評価結果及び自己点検・評価」ページでも、ご覧いただけます。本学では、この結果をもとに、さらにより良い大学、魅力ある大学にするための改善・改革の取り組みを進めていきます。