生活環境学科・大坪ゼミの学生が、大学近くの浜甲子園団地をキャンドルでライトアップしました。地域交流の取り組み。
2011/08/05
生活環境学科大坪明教授のゼミ生10人が、7月30日夜に西宮市の浜甲子園団地で行われた夏祭りの会場の一角を、キャンドルでライトアップしました。ゼミ生は、団地自治会やUR都市再生機構などと共同で500個のキャンドルを並べ、光の世界を演出しました=写真中=。
大坪ゼミでは2009年度から、住民の高齢化が進む浜甲子園団地で住民交流を促進する活動に取り組んでいます。現在もゼミで団地商店街の一室を借りし、そこを拠点に映画鑑賞会やヨガ教室などさまざまなイベントを開いて、地域の方と交流しています。今年開催したキャンドル作り教室が好評だったことから、夏祭りでの「キャンドルナイト」の開催を自治会に提案しました。
ゼミ生たちは、キャンドルの炎を風から守る紙製の四角い筒に「大好きなもの」をテーマに絵を書いてもらう、住民参加型のイベントにすることに決めました。団地の住民をはじめ、浜甲子園幼稚園と浜甲子園保育所の園児、本学学生などにも協力を呼び掛け、約420個のオリジナルキャンドルが出来上がりました。大坪ゼミでも約80個のキャンドルを使って、「虹」と「ハート」=写真左=を表現した2つの作品を出品、会場を彩りました。子どもたちは、自分が作ったキャンドルの前で記念写真を撮るなどして楽しい時間を過ごしていました=写真右=。
今回のキャンドルナイトイベントを担当した大山結衣さん、多田彩美さん、木美梢さん(いずれも生活環境学科4年、都市デザイン第2研究室)は「住民の皆さんが喜んでいる姿を見ることができ、うれしかったです。今後も地域の方と交流していきたいと思います」と話しています。