第27回英語オラトリカルコンテストが開催され、大学部門で英語文化学科1年の若杉惇可さんが優勝、同学科3年の内山美奈子さんが準優勝しました。
2011/11/14
武庫川女子大学・同短期大学部の学生と附属中学・高校の生徒が英語でのスピーチを競う「第27回中高大合同 イングリッシュオラトリカルコンテスト」(英語文化学科、附属中・高校共催)が11月5日、附属中・高のAV1教室で行われました。大学・短大の部では、予選を突破した6人が出場し、英語文化学科1年の若杉惇可さん=写真の1列目右から2番目=が優勝、同学科3年の内山美奈子さん=写真の1列目右から1番目=が準優勝しました。
若杉さんは今年の夏休みにアメリカの友人を訪ねた際に感じたことをテーマにスピーチ。自国の文化を大切にし、他国の文化にも興味を持つ友人と接して、アメリカの文化に興味を持つ反面、日本文化や伝統には詳しくなかった自分自身を振り返る機会になったと語りました。若杉さんは「人前で話すことは苦手でしたが、コンテストに参加して自信を付けることができました。優勝できたことにも驚きましたが、何よりコンテストに参加できたこと自体が私にとって有意義な体験となりました」と喜びを語りました。
内山さんは「イマージェンス・デモクラシー(創発性民主主義)」をテーマに、ソーシャルメディアの存在が大きく影響した「アラブの春」を取り上げ、新しい政治のあり方について語りました。内山さんは「スピーチ中は、目線・ジェスチャー・姿勢を意識しました。1年生で参加した時とは違い、前を向き、自分の言葉で話すことができたのでうれしかったです」と話しました。