社会福祉実習・精神保健福祉実習・教育実習の報告会が行われ、心理・社会福祉学科の学生が実習で学んだことを発表しました。
2011/11/15
社会福祉実習・精神保健福祉実習・教育実習を総括する「2011年度実習報告会」が11月12日に開かれ、心理・社会福祉学科の社会福祉コースで学んでいる3、4年生が実習成果を発表しました。社会福祉を学ぶ2~4年生の学生約200人と実習先でお世話になった方々、学科長、社会福祉コースの教員が参加しました。
安藤明人・同学科長のあいさつに続いて、高齢者福祉分野・地域福祉分野・児童福祉分野・障害者福祉分野・精神保健福祉分野・学校関係の各代表が、実習を振り返った発表を行いました。学生たちは「人と人とのつながりの大切さを実感しました」「障害の有無にかかわらず、一人の人間として関わりを持つことが大切です」と話していました。
実習先の方々の中には本学科卒業生が数人いました。これから実習を行う後輩に「実習で得たものが、今の自分の身になっているので、今回感じたこと、学んだことを大切にしてほしい」というメッセージを送りました。
参加した学生らは「大学で学ぶ知識以上に実践での経験がとても重要」「自分の視野を広げて、さまざまな視点に着目して支援していくことの大切さを学びました」と話していました。この日には、実習報告書第9号が発行され、参加者に配布されました。
また、実習報告会後、実習教育連絡会が開かれました。実習先の方々と学科長、社会福祉コースの教員が参加し、これからの実習に向けての協議を行いました。