「教員研修モデルカリキュラム開発プログラム」事業の公募で、西宮市教委と連携した本学の取り組みが採択されました。

　独立行政法人教員研修センターが全国の大学・教育委員会から公募した「教員研修モデルカリキュラム開発プログラム」事業で、本学の取り組みが採択されました。本学は「大学と教育委員会の連携・協働による研修カリキュラム開発事業」の分野に西宮市教育委員会との連携を生かしたプログラムを申請、教員研修センターの審査を経て、平成24年度の採択プログラムの一つに選ばれました。

　この「教員研修モデルカリキュラム開発プログラム」事業は、大学や教育委員会が関係機関と連携することを通して、斬新かつ高度な研修カリキュラムなどを開発・実施し、その成果を教員研修のモデルとして全国に提示することを目的に実施されています。本年度は全国の国公私立大学等から35件の申請があり、本学のプログラムを含む19件が採択されました。

　本学が申請したプログラムは、西宮市教育委員会を連携先とする「双方向型研修による教員の創造性豊かな同僚性とメンターシップの構築」。採用5年目以上の中堅教員と新卒採用教員、教員志望学生が世代を越えて協働して取り組む研修カリキュラムを構築しました。グループ討議と講義、ワークショップやドラマワークといったさまざまな形態を採用し、演劇の手法を用いた言語・身体表現を重視するユニークなプログラムです。

　本学と西宮市教育委員会は、2010年9月1日に連携協力協定を締結しています。