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動画ニュースで紹介! 「第2回武庫女ビブリオバトル」が催され、学生たちが白熱の書評合戦を展開しました。卒業生のベストセラー作家・山下景子さんも審査員として特別参加。

2012/10/05

 学生による書評合戦「第2回武庫女ビブリオバトル」が9月28日午後、中央キャンパスのメディアホールで開催され、8組13人の学生が白熱の書評バトルを展開しました。今回は特別審査員として、「美人の日本語」などの著書で知られる卒業生の作家・山下景子さん=写真中=も参加。会場には学生、教職員約100人が集まり、出場者のプレゼンテーションに見入りました=写真左=。
 この「第2回武庫女ビブリオバトル」の動画ニュースを10月5日、本ホームページの「動画ニュース」ページに掲載しました。

 この武庫女ビブリオバトルは、昨年度から始まった本学の読書活動プロジェクト「Lavyの扉」の一環として開催されています。今回は出場8組を2組ごとに分け、4つの対戦が行われました。出場者は持ち時間5分の中で各自が選んだ女流作家の本を紹介。聴衆の挙手によって優れた書評プレゼンテーションをした勝者を決める―というルールで行われました。息の合ったかけあいを披露する組、本の一節を朗読する組など、表現方法はさまざま。出場者たちの工夫を凝らした発表に、会場からは大きな拍手が送られました。

 各対戦で選ばれた4冊から読活プロジェクト委員の投票を経て最優秀賞1組、優秀賞2組が決まりました。
 最優秀賞は、よしもとばななの『王国-その1 アンドロメダ・ハイツ』を取り上げた大倉尚子さん(情報メディア学科2年)です。大倉さんは「同性愛や不倫を扱った内容ですが、読み心地や後味がさわやか」と、この本の魅力を紹介=写真右=。そのさわやかさの理由として「ファンタジーな言葉を多用していること」「本を構成する『言葉』がきれいであること」を挙げました。

 糸魚川学長から賞状と副賞を授与された大倉さんは「附属高校1年の時に、学級文庫で出合った1冊です。これまで10回以上読んでいる大好きな作品なのでうれしいです」と喜びを話していました。

 山下さんは「どの作品も心から『読みたい!』と思いました。今日、出場の皆さんから紹介された本を早速、明日から読みたいと思います」と話していました。

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