卒業研究で神戸のカフェを紹介するフリーペーパーを制作した卒業生が3月27日にFMラジオに出演し、制作の体験談を話しました。

　卒業研究で神戸のカフェ45店を紹介するフリーペーパー「Kobe　CAFE　Book　カフェにキュン　」を制作し、今春に情報メディア学科を卒業した志村麻世さんが3月27日午前、FMラジオ「Kiss　FM」に出演し、約10分間にわたって制作にまつわる体験談などを話しました。

　番組では志村さんは「食べたり、おしゃべりしたりすることが大好きな私たちが、それを形にして残したいと思い、取材を始めました」と制作に取り組んだ動機を説明。「実際に制作に取り掛かると、8人の中での報告・連絡・相談のホウレンソウがうまくいかないこともあり、苦労しました。広告を依頼するときはとても緊張して、勇気がいりました」などと苦労話を披露しました。

　そして、「卒業制作を通じて一つのことを作り上げることの大変さ、やり遂げる意志を持ち続けることの重要さ、さらに自分たちの思いを相手に伝えることの難しさを知りました」と振り返ると、ディスクジョッキーの吉川朋江さんは「ホントに素敵な大学生活を送られたんですね」と感心していました。

　フリーペーパーは同学科の学生8人が「カフェ文化発祥の地、神戸の街をもっと知りたい、伝えたい、そして街を盛り上げたい」という思いから取材し、2月に2万5千部を発行しました。神戸大丸や取材した喫茶店などに置きましたが、評判となり、これまでに殆どなくなりました。