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「第3回公共広告CM学生賞」で情報メディア学科の学生が最優秀賞のグランプリを獲得! 受賞作品は7月から1年間、BSテレビで全国に放映されます。

2007/03/31

 情報メディア学科の学生3人が制作した映像作品「ありがとうは無限大」が、AC公共広告機構主催の「第3回公共広告CM学生賞」でグランプリを獲得しました。同賞には、全国の大学や専門学校から80作品の応募があり、グランプリはその中の最優秀賞です。3月29日午後、東京・電通ホールで開催された表彰式で表彰状と記念トロフィーが授与されました。この話は3月31日付神戸新聞朝刊で紹介されました。

 受賞作品は、BS放送(5局)で2007年7月から1年間放映されます。

 グランプリを獲得したのは、情報メディア学科の2年生、武内弓子さん=写真左の左端=、池田あゆみさん=同中央=、日下部有美さん=同右端=の3人(=写真=)です。ゼミの研究活動として初めて制作した映像作品を同賞に応募しました。

 受賞作は30秒間の作品で、「あなたは1日に何回『ありがとう』と言いますか?」の問いかけと、「ありがとう」のイメージを表現したものです。映像では、学生や子ども、おばあさん、外国人などに一日何回「ありがとう」を言うか尋ね、実際に「ありがとう」と言ってもらいます。そして「ありがとう」のイメージを表現し、最後にテーマとともに、学生たちがみんなで「ありがとう」と声をそろえます=写真中央は絵コンテの一部=。

 3人が所属する情報メディア学科の大森ゼミでは、ゼミ生全員が作品を作り、7作品を応募。そのうち3作品が最終選考に残りました。

 学生たちは「グランプリなんて信じられません。映像作品を作ること自体が初めてだったので、作品を応募できたということだけでも嬉しかったぐらいです」「“ありがとう”が最近好きなので、これをテーマにしようと考えました。この言葉は、私たちが普段何気なく使っていますが、とても温かくて優しいと思います。この素敵な言葉について、みんなに改めて考えてもらえば、と考えて作りました」と話しています。

 表彰式では、樫塚正一・学生部長が「武庫川女子大学は情報メディアや建築などの学科を持つ、新しい分野に挑戦する大学です。この情報メディア学科から、初めて応募した作品がこのような賞をいただき、大学としても嬉しく光栄です。学生は自分の未来を探して大学に来ています。このような形で自分の将来やチャンスを見つけることができるのは幸せなことと思います。学生たちに受賞の機会を与えてくださったAC公共広告機構をはじめ、関係者に感謝します」とあいさつ。学生らは「受賞が信じられない思いです」「とっても嬉しいです。作品作りにかかわってくれた方々に、ありがとうと伝えたいです」「作品を作る中で、私たちも“ありがとう”について考えました。多くの人に“ありがとう”の無限大の可能性を考えてもらえればと思います」と口々に感想を述べました。

 ※AC公共広告機構は、広告のもつ強力な伝達力や説得機能を生かし、社会と公共の福祉に貢献することを目的として設立された非営利団体です。全国約1300社によって支えられています。公共広告CM学生賞は、日本の未来を担う若い世代が、広告を通じて公共広告への理解を深め、また社会に主体的に関わる「公」意識をはぐくむことを目的とした賞。枠に縛られることなく、「公」を広くとらえた、社会へ向けた新しいメッセージを募集しています。

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