食物栄養学科の4年生4人が「粉もんアイデアメニューコンテスト」でグランプリを受賞しました。
2013/09/18
食物栄養学科・升井洋至准教授の研究室(調理科学研)に所属している4年生の木下友希さん、吉崎晴香さん、宮田薫さん、元賀温奈さん=写真右の左から順=の4人が、日本食糧新聞社が主催する「粉もんアイデアメニューコンテスト」に応募し、グランプリを受賞しました。
4人は、たこ焼きのアイデアレシピでエントリー。101作品の応募から、書類選考を通過し、最終の6作品に残りました。最終審査は、業務用食品・食材・危機・容器の総合見本市「ファベックス関西2013」で、来場者による試食投票と応募者の調理デモンストレーションによって行われました=写真中=。
今回、考案したメニューは「ぷりぷりたっぷり揚げ焼き海老しんじょう」=写真左=。生地にすり潰したはんぺんを加え、海老とれんこんを具として使用。ソースをかける代わりに、あんかけにしました。海老しんじょうをたこ焼きにすることで、おかずやおつまみにもなる、新しくて贅沢なたこ焼きになるように考えました。
元賀さんらは「海老しんじょうは元々白いので焼くと茶色くなりすぎてしまったり、たこ焼き用に粘度を調整したりするのが大変でしたが、オリジナリティーを大事にしました」と話しました。
升井准教授は「研究室では、『どうオリジナリティーのあるものをつくるのか、常に情報感度を上げていくことが大事だ』と話しています。学生たちはいつもたくさんのレシピを見ているので、今回はその成果が出たのだと思います」と話しました。