能勢電鉄沿線で開催中の「のせでんアートライン 妙見の森2013」で、生活環境学科長の三好庸隆教授が総合プロデューサーを務めています。学生も“アートクルー”として参加。
2013/10/02
生活環境学科長の三好庸隆教授が総合プロデューサー、教育学科の藤井達矢准教授がアートプロデューサーを務める能勢電鉄開業100周年記念イベント「のせでんアートライン 妙見の森2013」が9月14日から11月24日まで、能勢電鉄各駅や沿線、妙見の森から能勢妙見山にかけて開催されています。
「のせでんアートライン 妙見の森2013」は、能勢電鉄沿線各所や里山原風景が残る自然豊かな「妙見の森」一帯の地域において、自然・歴史・文化と調和する「物」「音」「光」などによるアートを点在させ、ハイキングや街歩き気分で沿線と芸術作品を気軽に楽しむことのできる芸術祭です=写真左は作品「山上のブランコ」=。
イベントの作品制作や開催中の運営には“アートクルー”と呼ばれるボランティアが参加しており、本学からも15人の学生が参加しています。
「ものづくり」は大変だけど楽しかったです
“アートクルー”として参加した牧野亜衣さん=写真右の左=、香川葵衣さん=写真右の右=(生活環境学科3年)は、夏休みの間計50~60時間、妙見の森に通い、アート制作のサポートをしました。
「初めてコンクリートをこねました。炎天下の肉体作業は大変でしたが、ものづくりは楽しかったです」と香川さん。牧野さんは「作品の説明をするときには、アーティストとの会話で知った作品への思いや、その人柄を伝えるようにしています。制作にかかわった『北極星入口駅』(鈴木貴博:作)=写真中=は10年間残されることがきまっており「時間による変化も作品」と語られたアーティストの言葉が印象的でした」と話しました。
三好庸隆教授は「自然に囲まれているのが能勢電鉄の魅力。車窓から作品を探しながら、美しい風景に気付いてもらうきっかけになれば」と話しています。読売online動画[紹介記事へ]