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教育学科などの学生約40人が神戸ビエンナーレ連携事業に参加して、JR元町駅南側で、入ってみたくなるような「仮想店舗」の壁画を制作。人気投票で1位に選ばれました!

2013/11/01

 大学・教育学科などの学生約40人が「港で出合う芸術祭 神戸ビエンナーレ2013」の連携事業である「モトコーARTrain ―モトコーまるごとアート2013号―」に参加し、壁画制作を行いました。お近くにお出掛けの際は、JR元町駅東口から少しだけ西方向に足をお運びいただき、学生たちの力作をぜひご覧ください。

 このプロジェクトは、アーティストであり元町高架下(モトコー)にぎわいづくり実行委員会の事務局長でもある宮崎みよしさんが仕掛け人。空き店舗が増える元町高架下1丁目から7丁目に渡るモトコー商店街を、若い芸術家たちの作品発表の場として再生し、活性化・イメージアップにつなげることが狙いです。壁画の制作会場は元町高架下(JR神戸駅~元町駅)で、神戸市内を中心とした学生や若手の画家が、入ってみたくなるような「仮想店舗」をテーマに思い思いの絵を描いています。

 本学からは、教育学科の藤井達矢・准教授のゼミ生10人をはじめとする4チーム、総勢約40人が参加し、10月の完成を目標に、JR元町駅南側で壁画制作を進めました。
 藤井・准教授は「本学担当の壁面は、JR元町駅東改札を出てすぐの場所にあり、とても目立ちます。作業中は、たくさんの通行人の方から励ましの声をかけていただいたり、小さな子どもが絵の前でポーズを取る姿を見ることができたりしました。中には飲食物の差し入れをしてくださる方までいらっしゃいました。学生たちはただ壁画を描くだけではなく、絵を介して数多くの人と交流することで、大学内とはまた違う有益な学びをしていると感じました。アートがつなぐ人と街、彼女たちはその真っ只中にいます」と語りました。
 プロジェクトに参加した、藤井ゼミの西村杏奈さん(教育学科3年)は「こんなに大きな所に絵を描いたことがなく、たくさんの人に見られるということで、不安な気持ちもあったのですが、みんなでやってみたい! ということで制作作業を楽しみにしていました」と話しました。

◆人気投票で「Dreammaker」(夢を作る店)が1位に輝きました!

 9月14日~30日に買い物客78人が投票を行い16点の作品の中から、酒井チームの「Dreammaker」(夢を作る店)が1位を獲得しました。
 3位には美術部チームの「Sweets Box」(お菓子屋さん)が選ばれました。

 それぞれのチームの壁画は写真右から
教育学科 藤井ゼミ3年チーム
 「小さなパティシエたち」(ケーキ屋さん)
 9月17日から4週間の教育実習に入ったため、実習終了後さらに加筆し、完成させる予定です。
美術部チーム
 「Sweets Box」(お菓子屋さん)
 9月22、29日で細部を描いて完成予定です。10月6(日)には下半分に描かれている風船に、幼児がクレヨンで模様を描くワークショップを開催。美術部部員3人が子どもたちの指導に当たります。
酒井チーム(生活環境学科4年の酒井さんを中心とした、学部・学科を問わない混成チーム)
 「Dreammaker」(夢を作る店)
 完成! 夢のある未来の街を創造するお店です。
新谷チーム(生活環境学科4年の新谷さんを中心とした、学部・学科を問わない混成チーム)
 「ひかり」(不思議なあかりの店)
 完成!

 
 これらの壁画は、次回のビエンナーレが開催される2年後まで元町で多くの人を楽しませることになります。

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