教員・保育士を育成、現職教員・保育士を支援し、地域教育に貢献する「学校教育センター(仮称)」の地鎮祭が挙行されました。再来年に〝教育の拠点″としてオープンします。
2013/11/22
来春にオープンする「武庫川女子大学学校教育センター(仮称)」の地鎮祭が11月22日、建設予定地(西宮市鳴尾町1丁目)で催されました。センターは、教員・保育士を育成、現職教員・保育士を支援し、地域教育に貢献する〝教育の拠点″になります。
センターは、地上7階建て(鉄筋コンクリート造)、敷地面積は3,155.07㎡、延床面積は9,483.0㎡で模擬の小学校教室や保育室などの施設を備えられます=写真右は完成予想図=。12月10日に着工し、2014年12月20日に完成する予定です。
次世代の教育・保育の担い手を育成
小学校教員や幼稚園教員、保育士など教育・保育の専門職者を育成します。また現職の教員・保育士に教科に関わる先端的研究成果の学習プログラム、育児休業後の職場復帰支援プログラムなどを提供してキャリア発達を支援。さらに地域の小学校などと連携し、地域の教育をサポートします。
オープンスペースを充実させます
学生が実践的な学習をできるように、模擬の小学校教室や保育室を設置します。2~3階の各階にはオープンスペース「スチューデント・コモンズ」を設け、授業時間以外も学生が勉強したり、ディスカッションしたり、打ち合わせをしたりできようにします。
既存の校舎と調和するデザイン。地球環境にも配慮します
外観はレンガ色で、武庫川女子大学の他の建物と調和するようにデザインされています。建物の屋上や周辺を緑化したり、風力と太陽光のエネルギーを利用したハイブリッドな照明設備を備えたりし、環境保全にも配慮しています。
地鎮祭では、大河原量・学院長らが地鎮の儀を行い=写真中=、教育学科3年生の原美鈴さん=写真左の手前=らが玉串を捧げました。