武庫川女子大学社会福祉研究会の「新たなる医療体系としての全人的総合医療~患者さんの更なるQOLを目指して」が開かれ、患者さんの生活の質向上について考えました。
2014/02/06
心理・社会福祉学科・人間関係学科主催の第3回武庫川女子大学 社会福祉研究会が2月1日午後、中央キャンパスで開催され、同学科卒業生、在学生、教員、外部講師など約100人が参加しました。
講師に大阪大学大学院医学系研究科 生体機能補完医学寄付講座の伊藤壽記教授をお招きし、「新たなる医療体系としての全人的統合医療-患者さんのさらなるQOL(Quality of Life)向上を目指して-」をテーマに、患者さんのQOL向上における統合医療の推進について学びました。
参加した学生や卒業生らは「医療現場には、決められた医療を同じように行うのではなく、患者さん個人を個別化した治療、また心身をともにしたケアが必要なので、統合医療の考え方を取り入れたい」「心理的なケアの重要性を改めて感じた」「統合医療について、多職種のチームアプローチによって成り立っていることがよく理解できた」「リハビリテーション分野においても予防の必要性を感じ、方向性に自信を持つことができた」などと話し、みんな大きな刺激を受けたようでした。