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大学院生活環境学研究科食物栄養学専攻の西澤果穂さんが、日本食品科学工学会第61回大会・第10回若手の会で優秀ポスター発表企業賞を受賞しました。

2014/09/09

 大学院生活環境学研究科食物栄養学専攻食物栄養科学コース修士課程1年の西澤果穂さんが、日本食品科学工学会第61回大会・第10回若手の会で優秀ポスター発表企業賞を受賞しました=写真。

 同学会は、福岡市の中村学園大学で8月28日~30日に開催され、西澤さんは本大会の一般講演(口頭発表)と若手の会のポスター発表コンペティション(ポスター発表)に参加しました。講演題目は「白なた豆の食品利用に向けた加工法の検討」。白なた豆は郷土料理の味噌煮豆として食べられていますが、加工食品としての利用はほとんどありません。今回の研究成果では、白なた豆を用いた食品加工の可能性を検討し、白なた豆タンパク質が示す加熱および金属塩に対する特性を明らかにしました。西澤さんは、食品科学研究室(有井康博准教授指導)で、大学4年生の時から約1年半をかけて研究を進めてきました。

 今回の受賞に対し、西澤さんは「これからも、新しい食品開発、新しい食材の発見につながる研究に携わって行けるように大学院でしっかりと学びたいです」と話していました。

 本賞は研究内容、質疑応答の態度などから大会に訪れた学会員の投票および学会企画委員会・産官学交流委員会の評価により、大学院生・35歳以下の若手研究者から優秀な発表をした人が選出されます。同委員会のメンバーは多数の有名食品企業および大学教員から構成されています。今回は、新しい食品の開発につながる加工法の提案、食品加工に重要な工程である加熱や凝固剤添加に対する特性の報告、ポスターの見やすさ、および難題を乗り越える諦めない姿勢が高く評価されました。
 

生活環境学部食物栄養学科准教授・有井康博

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