兵庫県住宅供給公社と本学が、包括連携協定を締結しました。公社のより豊かな住環境づくりを目指します。
2014/12/10
武庫川女子大学と武庫川女子大学短期大学部は12月10日、兵庫県住宅供給公社と包括連携協定を締結しました=写真右=。中央キャンパス附属図書館のグローバルスタジオで行われた締結式で、川端宏幸・同公社理事長=写真左の右=、糸魚川直祐学長=写真左の左=が協定書にサインしました。
協定は、同公社が保有する住宅ストックを活用し、多世代の人にとって団地を魅力的な空間にすることで、多世代間交流形成による団地・地域全体のさらなる活性化を図り、より豊かな住環境づくりにつなげていくため、相互に連携するものです。
生活環境学科の大坪研究室と三好研究室は、2013年12月以降、同公社とともに公社の現地視察や団地自治会・住民と意見交換を行いながら、公社保有ストックが抱えるコミュニティや建築的課題について研究してきました。協定の締結により、今後は、大学全体として総合的・横断的に取り組んでいきます。
川端理事長は「生活・子育て・健康分野で実績のある武庫川女子大学と協定を結び、うれしく思います。公社保有ストックの課題について生活環境学科の三好・大坪両先生の研究室と丸一年協議を重ねてきました。これを機に、さらに連携を強めたい」とあいさつしました。
糸魚川学長は学生に向かって「住むところは単なる物理的空間というだけでなく、そこに住む人々の生き様とつながっています。住宅を手掛かりに、人や地域との結びつき考え、研究に励んでください」とあいさつしました。