日本語日本文学科　上田ゼミの学生が、香港の小学生と文化交流を行いました。

　日本語日本文学科3年上田和子ゼミが、11月25日、文学部2号館地下の「和の空間」に香港の聖フランシス・アッシジ(SFA)英文小学校5・6年生16人を迎えて、文化交流会を行いました=写真右。
　同校は私立のカトリック系小学校です。幼稚園で、香港の第一言語である広東語と教育言語である英語を学び始め、小学校入学後に普通話(標準中国語)を、高学年になって日本語を習い始めているというまさにマルチリンガルな小学生たちです。
　今回は4泊5日の日程で研修旅行として西宮市内の小学校を訪問したり、本学科日本語教育学ゼミ生との文化交流会に参加したりしました。

　上田ゼミでは、多文化理解教育の一環として日本語教育や文化交流活動を取り入れたプロジェクトワークを様々な留学生たちと行っていますが、日本語が入門レベルで、しかも小学生という交流相手は初めてのことです。どのような活動が提供できるか、検討を重ねてきた結果、まず書道教室では、「墨と筆による書画アート」=写真中=、そして和室では「日本茶と和菓子のひと時」=写真左=を計画しました。
詳細は学科ホームページ、ゼミブログをご覧ください。

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日本語日本文学科教授　上田和子