「どうすれば人は笑顔になるだろう?」 情報メディア学科の学生2人組が、ACジャパンの公共広告CM学生賞で奨励賞を受賞しました!
2016/04/21
情報メディア学科大森ゼミ3年の江口梨津子さん=写真左の左=、小島里香子さん=同右=の制作した映像作品「どうすれば人は笑顔になるだろう?」=写真右=が「第12回ACジャパンCM学生賞」の奨励賞を受賞しました。
「ACジャパンCM学生賞」は、若い世代が広告制作を通して公共広告への理解を深め、社会に主体的に関わる「公」の意識を育むことを目的とし、公益社団法人ACジャパンが開催しています。今年で12回目を迎え、全国26校から176作品の応募がありました。選考委員会での厳正な選考を経て、グランプリをはじめとする各賞を決定。3月28日に表彰式が東京・サントリーホール ブルーローズで行われました。
小島さんらは制作当初、東京オリンピックを見据え「日本のおもてなし」にスポットを当てていました。「あなたにとって、おもてなしとは?」と、様々な世代を対象にインタビューを始めたところ、その答えは「席を譲る」というものから「日本の文化」というものまで多種多様。インタビューを続けていく中で、「おもてなし」とは「誰かを笑顔にすること」「誰かに喜んでもらうこと」ではないか、という考えに行きついたそうです。インタビュー対象者は小学生から80代まで約50人にのぼり、その答えをつなげて30秒の映像作品としました。
江口さんは「インタビューが特に大変でした。いろいろな職業や年代の方々の話を聞きたいと思い、学生だけではなく、大学の職員の方や警備員の方にも声をかけました。まさか受賞できるとは思っていなかったので、とても驚いています」と話しています。
本学はACジャパンの正会員で、毎年学生が「ACジャパンCM学生賞」に作品を応募しています。奨励賞は2010年の第6回以降、7年連続の受賞となります。2007年には、当時情報メディア学科3年の学生3人が制作した作品「ありがとう は無限大」(2007年)がグランプリを受賞し、BS放送で1年間に渡って放映されました。