生活環境学科の学生が「2017第4回繊維リサイクルアイデアコンペティション」で優秀賞とベストプレゼンテーション賞を受賞しました。
2017/04/19
「2017第4回繊維リサイクルアイデアコンペティション」(主催:日本繊維機械学会、繊維リサイクル技術研究会)の最終審査会が3月29日、京都工芸繊維大学で行われ、生活環境学科4年生の園田のぞみさん、柿崎優さん、山本梨沙さん、北岡美与さんの4人が「優秀賞」と「ベストプレゼンテーション賞」を受賞しました=写真左から順=。
このコンペの主催者である繊維リサイクル技術研究会は、産業・行政・大学との緊密な交流のもとに、繊維リサイクルの課題に取り組んでおり、今回の第4回では家庭で眠っている学生服に着目し“学生服のリサイクル”をテーマに、「学生服を回収・再利用する仕組みの提案」と「回収した学生服からできたリサイクル素材の使い方の提案」について募集が行われました。
受賞した4人は、卒業研究配属先(竹本研究室)で3年後期・特別学期に開講される「卒業基礎演習」「生活環境特別演習」の課題として、「学生服からできたリサイクル素材の使い方の提案」に共同で取り組んできました。
同コンペでは、日頃から防災意識を持ちながら、いざという時に身を守る手段にも使える「鞄」「防災ずきん」「ブランケット」の3WAYで使用可能な『3WAY防災KABANchan』を提案しました。また、提案だけでなく、実物を試作して、実際に使用した場合の実演も行ったことが評価されました。審査員や出席者からは、ぜひ商品化して欲しいとの要望がありました。
学生たちは「まさか2つも素晴らしい賞をいただけるとは思っていなかったので、とても驚きました」「2つの受賞はとてもうれしくて喜びも2倍になりました」「このような貴重な経験をさせていただき、関係者の皆様やサポートしていただいた先生に感謝しています」「この貴重な経験をこれからの就職活動に生かしていきます」と喜びを語りました。