情報メディア学科 大森ゼミの学生が、ACジャパンの公共広告学生賞で奨励賞を受賞しました!
2017/04/22
情報メディア学科 大森ゼミ3年の田住鞠奈さん、池之桃子さん、宮下真林さん、田附春菜さん=写真左から順=、小林聖奈さんの制作した作品が「第13回ACジャパン広告学生賞」の奨励賞を受賞しました。
「ACジャパン広告学生賞」は、若い世代が広告制作を通して公共広告への理解を深め、社会に主体的に関わる「公」の意識を育むことを目的とし、公益社団法人ACジャパンが開催し、13回目を迎えた今年は新しく「新聞広告部門」が加わりました。田住さん、池之さんチームがエントリーした「テレビCM部門」には31校・186作品、宮下さん、田附さん、小林さんのチームがエントリーした「新聞広告部門」には11校・168作品の応募があり、過去最多の応募数。選考委員会での厳正な選考を経て、グランプリをはじめとする各賞を決定、3月10日に表彰式が東京・電通ホールで行われました。
今回の広告学生賞の企画テーマは、思いやり・助け合いや公共マナー、人と人とのコミュニケーションなどの「公共問題」。
田住さん、池之さんチームの作品タイトルは「図形の可能性」で、物の想像力がテーマの30秒のテレビCM。テーマが二転三転し試行錯誤するなかで、「映像として伝えるのは難しい。それなら自分たちで絵を描いて表現しよう」という結論に達しました。
田住さんと池之さんは「○(丸)や△(三角)を組み合わせることで、いろいろな形を作ることができる、何にでもなれる、という可能性を表現しました。自分で考えたことを形にするのは初めてでしたが、自分の力を試してみたかったのでエントリーしました」と話しています。
宮下さん、田附さん、小林さんチームの作品タイトルは「手紙のちからは無限大」で、テーマは思いやり。新聞の1面(15段)広告制作に挑戦しました。ありきたりな物しか思いつかない状況で、指導教員の大森いさみ准教授から「あなたたちは視野が狭い。もっと違う視点を持ちなさい」と指摘があったことで自分たちのテーマが見えてきました。
宮下さんらは「先生からの指摘で改めて周囲を見て、私たちは普段、スマートフォンやパソコンなど、機械的なものにとらわれ過ぎている。機械的な文字ではなく、人が書く文字の温かさを伝えること、手紙を書くということを取り上げよう、と方向が定まりました」と話しました。
本学はACジャパンの正会員で、毎年学生が「ACジャパン広告学生賞」に作品を応募。奨励賞は2010年の第6回以降、8年連続の受賞となります。