トルコのバフチェシヒル大学からの短期留学生が、西宮市長を訪問しました。
2017/07/25
生活環境学部 建築学科に短期留学(6月22日~8月2日)しているトルコのバフチェシヒル大学建築・デザイン学部の女子学生10人と引率の教員1人が7月21日、西宮市役所を訪れ、今村岳司市長と歓談しました=写真左=。
本学とバフチェシヒル大学は、2008年に締結した一般交流協定に基づき、毎年、相互に学生の派遣・受入れを行っています。
バフチェシヒル大学からは、2009年以降、建築・デザイン学部の女子学生が本学の生活環境学部 建築学科に短期留学しており、今年で8回目(2011年は東日本大震災の影響により中止)。留学生は、建築学科の学生と一緒に建築設計演習、空間表現演習やフィールドワーク等に取り組み、建築教育の相互交流を行います。今年はフィールドワークとして建築学科4年生と一緒に、近江八幡の水郷や伊根の舟屋群・天橋立、厳島神社・広島平和記念公園を見学したり、キャンパス内にある茶室「自妙庵」で、浴衣姿の建築学科学生が留学生に歓迎茶会を催したりしています。
2010年以降は、本学の建築学専攻 修士課程の大学院生が授業の一環としてバフチェシヒル大学や分校のあるローマで保存修復実習や歴史的建造物の現地調査、伝統的建築装飾タイルの制作実習などを行っています(2015年は中止)。
今村市長を訪問したバフチェシヒル大学の留学生と教員は、一人ずつ日本語で自己紹介した後、西宮市の印象などについて「平和で静かな町であり、阪急西宮ガーデンズやららぽーと甲子園などいろいろなところへ自転車で行けるので楽しい」「日本には路上にゴミ箱が置かれていないにもかかわらず、街がきれいですね」「西宮市のキャラクターがかわいいです」「大阪や神戸は人が多くて疲れるけど、西宮に帰るときれいで静かなので気持ちが落ち着きます」「道で迷っても、目的地まで連れて行ってくれるなど、人が優しいです」など、口々に語っていました。
懇談終了後、バフチェシヒル大学建築・デザイン学部のセダ・ヌル・アルカン助手より今村市長に記念品が贈られ=写真中=、市長からは留学生に西宮市の観光キャラクター「みやたん」の缶バッチなどがプレゼントされました。最後に、全員で記念撮影を行いました=写真右=。