自宅での健康管理のため、本学の教員・学生が作成した体操動画が、自治体のホームページに掲載されています。
2020/05/15
新型コロナ感染拡大で外出自粛が求められる中、自宅での健康管理のため、本学の教員・学生が作成した体操動画などが自治体のホームページに掲載されています。
【丹波市:お家でトレーニング】
健康・スポーツ科学科 長井勘治ゼミの4年生8人が丹波市の子どもたちに向けて「星野源さんの『うちで踊ろう』の曲に合わせて おうちの中でダンストレーニングに取り組もう」と[ダンス動画、ダンスの内容のPDF、ダンスに取り入れた運動のチャレンジカード、トレーニングを続けるためのチャレンジシート]を提供し、丹波市のホームページで公開されています。
長井ゼミは、2年前から丹波市の子どもたちの体力向上に取り組んできました。今年度、小学校3校、中学校1校を対象に取り組む予定でしたが、コロナ禍で先が見えない中、丹波市立東小学校から「この状況下での体力が心配なので、トレーニングの提供をお願いしたい」との依頼があり、今回の取り組みが始まりました。
自宅待機の学生(富山、北海道含む)と連絡をとり、以前から取り組んでいたダンストレーニングを実施することにしました。ゼミオリジナルで作成したトレーニング内容を書いた「元気アップチャレンジカード」から数種類を選び、各自が曲に合わせた振付を考えました。LINEを使って、動画の確認もしながら、それぞれの資料を作る担当者を決めて作業を進め完成させました。
長井教授は「これまで取り組んできた内容が、役に立てばと進めました。児童のみなさんが興味をもってトレーニングに取り組んで、体力を維持向上していただければ幸いです。大学の様々な専門性を、地域や社会に役立てていただくことの意義を認識しつつ、これからもゼミの研究をすすめていきます」と話しています。
【豊能町:とよの健康体操】
豊能町で2018年に披露された、武庫女考案「とよの健康体操」の動画が、豊能町のホームページに掲載され「自宅でできる『とよの体操』で体をうごかしましょう」と呼びかけています。
豊能町と本学は2017年に包括連携協定を締結し、三好庸隆教授(生活環境学科)、武岡健次准教授(健康・スポーツ学科)他教員が、「健康まちづくり」をテーマに研究活動に取り組んでいます。「健康セミナー」を開催する中で取り上げてきた、転倒予防や足腰強化のノウハウを取り入れて「とよの健康体操」が完成、2018年に「第8回とよのまつり」で武岡ゼミの学生が披露しました。
豊能町からは、コロナ禍の中高齢者の健康増進が必要と考え「とよの健康体操」の普及に取り組んでいきたい、ホームページに動画を掲載したいと、三好教授に連絡が入りました。
【とよの健康体操/企画:三好生活環境学部長、体操構成:武岡健康スポーツ科学科准教授、音楽:菅井前音楽学部長、動画出演:2年前の武岡ゼミ生の皆さん】