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「世界健康フォーラム2007・兵庫」が公江記念講堂で開催され、食育の重要性について話し合われ、最優秀賞の食育ランチが披露されました。

2007/10/28

 「世界健康フォーラム2007・兵庫」(NPO法人世界健康フロンティア研究会主催)が10月28日、公江記念講堂で開催されました。本学国際健康開発研究所所長の家森幸男・教授がパネリストとして参加し、1500人以上が熱心に耳を傾けました。
 
 プログラムに先立ち、9月に行われた「食育ランチ」コンペティション審査で最優秀賞を獲得したランチ=写真右=がアゼリア食堂と南館で観客に振る舞われました。最優秀賞は奈良県の少年ドッジボールチーム「三碓ボンキーズ」の作品で、豆類、海藻類、野菜類などをバランスよく取り入れたお弁当。参加者は「ヘルシーで、おいしい」「家庭でも作れそう」などと感想を話していました。附属高校家政部の作品「ヘルシーバランスランチ」は、兵庫県栄養士会会長賞を受賞しました。
  
 郭紅衛・上海復旦大学教授の基調講演に続き、ミレニアムフォーラム「いのちをはぐくむ食育‐地域食文化で健康な未来を‐」が行われました。パネリストは家森教授のほか、漫画家のサトウサンペイ氏、尚弘子・琉球大名誉教授、モデルの長谷川理恵氏、シェフの三國清三氏で、司会は谷田部雅嗣・NHK解説委員が務めました=写真左=。三國シェフは「小学生の頃までに旨味や苦味などの味覚をしっかりと養うことが大切」と述べ、家森教授は「日々の食事を減塩にすることで3年、大豆・魚を食べることで7年、これだけで計10年は長生きできます」と食を通した長寿の秘訣を語りました。
 
 当日は附属中学・高校の生徒約40人が受付や案内係としてボランティア参加。基調講演とフォーラムの合間には、家政部の生徒たちが、これまで地域の小学生を対象に行ってきた食育プロジェクトの成果を発表、マーチングバンド部も演奏し、会場から大きな拍手が送られました。 
 
 この日の模様は11月18日18:00~19:00にNHK教育テレビ「日曜フォーラム」で放送される予定です。

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