経営学部の授業「キャリアデザイン特講Ⅰ」で、みなと銀行に勤めるOGがゲストスピーカーとして登壇しました。
2020/10/17
経営学部の授業「キャリアデザイン特講Ⅰ」(高橋千枝子教授担当)で10月14日、みなと銀行コンプライアンス統括部代理 山中文音さん(生活環境学部卒業)が、ゲストスピーカーとして登壇し、1年生が対面とオンラインで受講しました。
対面授業は公江記念館地下1階大講義室で行われました。この授業は、社会で活躍している女性を招き、多様な仕事やキャリアについて理解を深め、早期のキャリア設計を考える授業です。山中さんは、銀行の業界や仕事の内容を語り、取引先の多くを占める地場産業や中小企業のサポートや、鳴尾・武庫川女子大前駅の高架下にある「知るカフェ」と共催している交流会など、みなと銀行の取り組みも紹介しました。
また銀行での女性のキャリア育成について、みなと銀行では育児支援やサマータイムの活用が進められており、女性管理職の比率が高いことも話題に挙がりました。
学生からは「金融機関は仕事が過酷であると聞いたことがあります。仕事をする上でイメージと違うことやギャップはありますか」との質問があり、山中さんは「どんな仕事にでも言えることですが、仕事に取り組む姿勢は個人の力量にかかってくることがあります。『銀行員だからきちんとしている』というイメージもあるので、お客さまからの信頼を失わないために、責任感は求められます」などと丁寧に答えました。
高橋教授は、授業のまとめとして「山中さんのはきはきとしたお話に、とても引き込まれました。1年生の早い段階から銀行の仕事を知ることは本当によい機会で、学生の皆さんの学びへの気持ちも強いものに変わってくるのではないかと思います。金融に関する資格取得もどんどん目指してほしいです」と話しました。