大学・短期大学部が尼崎商工会議所と包括連携協定を締結しました。
2020/12/14
大学・短期大学部は尼崎商工会議所と包括連携協定を締結することになり、14日、メディアホールで調印式が行われました。両者が持つ社会的、人的資源の交流を図り、地域の持続的な発展と教育・研究の向上につなげることが目的です。
調印式には、尼崎商工会議所をはじめ、近畿経済産業局や兵庫県阪神南県民センター、尼崎市経済環境局から関係者が出席。尼崎商工会議所の吉田修会頭と瀬口和義学長が協定書に署名しました。吉田会頭は「若い知恵と発想をまちづくりに生かすとともに、私たちの4800を超える会員企業を活用し、学生の活躍の場を広げていただきたい」、瀬口学長は「調印を機に、大学ならではの知見をご提供したい。独創的な企業が数多く、学生に刺激をいただけると期待しています」と話しました。
本学と尼崎商工会議所との連携はすでに始まっています。尼崎市のご当地グルメ・尼崎あんかけチャンポンを全国に広めようと、情報メディア学科の大森いさみゼミが特許庁の「全国地域ブランド総選挙」に参加中です。尼崎商工会議所の支援を受け、学生が各店舗を取材。インスタグラム等で尼崎あんかけチャンポンの魅力を発信し、2021年2月の決勝に向け、ビジネスプラン作りなどに取り組んでいます。こうした実績のうえに、今回の協定締結が実現しました。
調印式の後、この連携事例の途中経過を報告。また、情報メディア学科のこれまでの連携事例や経営学部の実践学習、薬学部のPCRセンターの取り組みなどを紹介しました。