情報メディア学科の2年生が地元企業のCMづくりに挑戦する「広告メディア演習」で18日、最終発表会が行われました。
2021/01/19
情報メディア学科の2年生が地元企業のCMづくりに挑戦する「広告メディア演習」で18日、2020年度最終発表会が行われました。今年度は「千鳥屋宗家」(本社 西宮市)の協力を得て、同社の代表銘菓「本千鳥饅頭」をテーマにCM動画を作成。「千鳥屋宗家賞」2作と、「広告メディア演習賞」3作が決まりました。
コロナ禍の影響で編集技術を習得する機会が不足したり、中間発表がオンラインになったり、制約が多い中、学生たちはグループで企画から撮影、編集までこなしました。
「千鳥屋宗家賞」に選ばれた「本千鳥饅頭を日常に」(石田絢雅、北紗弥、大和美郁)は、学生が饅頭のキャラクターに扮し、自作の歌と踊りでおいしさを表現しました。石田さんは「メンバーそれぞれが得意分野で頑張りました。いい経験ができてうれしい」。
「言葉にできない感謝を 千鳥に乗せて」(中塚遥香、長谷川藍、湯田奈未、佐川あかり)は、高校時代の恩師に感謝を伝えるドラマ風の作品。作中の絵画やチラシも手作りしました。長谷川さんは「コロナの影響もあり不安でしたが、先生に助言をいただき、形にできてよかったです」と話していました。
千鳥屋宗家の原田誉之常務は「どの作品も発想が個性的で、細部までこだわった努力に感心しました。若い世代の思いを知る良い機会になりました」と話していました。
この授業はPBL(プロジェクトベースドラーニング)の先駆けとして2011年度から始まり、これまでに大阪市水道局、白鷹、みなと銀行など産官とコラボレーションしてCMを制作しています。
「広告メディア演習賞」は次のとおり
「和菓子の『おいしさ』見えてますか?」(岩浪千夏、塩田柚佳、中川のどか)
「本千鳥饅頭を探せ!」(佐子みずき、住中友美、鶴丸真雪、松﨑望珠)
「本千鳥饅頭(取り合い編)」(倉原遥、日浦陽菜、養老こころ、義經あい)
敬称略