甲子園会館で秋のイベント「楠松祭(なんしょうさい)」を23日まで開催中

　庭園の木々が色づき始めた甲子園会館で、11月17日から23日まで楠松祭を開催中です。

　今年は一階ロビーにて、東畑建築事務所の共催で「清林文庫」展を行っています。東畑建築事務所の創業者、故・東畑謙三氏のコレクションから約30点の稀覯本を展示。清林文庫のコレクションが一般に公開されるのは初めてです。
　ナポレオンの「エジプト誌」、パラーディオの「建築四書」など、建築をキーワードにヨーロッパ、アジア、日本などの建築書、地誌、古地図、探検記などが選ばれています。貴重な資料が間近で見られるとあって、建築のファンや地元の方々が次々と訪れていました。

　17日は、そのほか、建築学科主催の講演会「建築の原型と継承-これからの建築のあり方を考える-」(講師:鈴木博之氏<東京大学>)や、生活美学研究所主催のクリエイティブサロン「クリスマスリース制作」も行われました。

　18日は、甲子園会館日曜見学会や、アフタヌーンコンサートが行われます。コンサートは、オープンカレッジ「合唱への誘い」クラスによる女声コーラスと附属中学校・高等学校オーケストラ部のコンサートが予定されています。


　またオープンカレッジ絵画クラスの作品展「オープンカレッジ展覧会」は会期中ごらんいただけます。