【学生・教職員の皆さまへ】新型コロナ緊急事態宣言の発令を受け、8月20日から本学の活動制限レベルを「2(制限-小)」に引き上げます。
2021/08/20
武庫川女子大学
学長 瀬口和義
新型コロナウイルスの感染急拡大で、緊急事態宣言が8月20日、東京都など6都府県に加え、新たに兵庫県など7府県で発令されました。発令期間も9月12日まで延長されました。本学はこれを受け、8月20日から「新型コロナウイルス感染拡大に伴う活動制限のガイドライン」の制限レベルを、現在の「1.5プラス(まん延防止等重点措置適用)」から「2(制限-小)」に引き上げて、一層の感染防止対策の徹底を図ります。皆さまのご理解とご協力をいただきますよう、お願いいたします。
活動制限レベル「2(制限-小)」は、本年4月25日から6月20日まで適用しました。「これまでの感染拡大とは異なり、変異ウイルスのまん延が原因とされ、感染力の強さや若年層の重症化が指摘され、医療現場のひっ迫はかつてない深刻な状態になっている」という感染状況下での緊急事態宣言を受けたものです。
今回の緊急事態宣言は、国内の新規感染者が連日、過去最多を更新するという感染急拡大を受けたもので、その要因とされる感染力の強い変異ウイルス「デルタ株」への対策強化、深刻さを増す医療のひっ迫等が懸案になっています。
「デルタ株」は首都圏で9割、関西圏でも8割以上を占めると推計されています。兵庫県でも新規感染者は連日1000人を超え、さらに、20歳代、30歳代を中心に感染が拡大しています。このような状況の下での発令であることを、あらためてご理解ください。
これから夏季休暇を挟み、9月にかけての期間は、新型コロナウイルスとの闘いにおいて、正に山場といえます。
本学では、7月から学生・教職員を対象に新型コロナウイルスワクチンの職域接種が行われています。「社会的な集団免疫効果」を図り、授業を始め学生・教職員の諸活動がコロナ禍以前の状態に戻ることを目指すものです。
ただ、これ以上の感染拡大を防止するためには、まず、皆さん一人ひとりが、「自分だけは大丈夫」と過信をせず、「一人の不注意が多くの人に迷惑をかける」ということを自覚し、飲食の際には「黙食」や「マスク飲食」に努めるなど、適切な行動をとるように心がけることが必要です。
これまでも再三にわたって注意喚起し、お願いをしてきたことですが、あらためて、『三つの密』(換気の悪い密閉空間、多数が集まる密集場所、近距離での会話や発話が生じる密接場所)を避けることを徹底してください。また、不要不急の外出、移動、往来は自粛し、感染リスクが高まる『5つの場面』(飲酒を伴う懇親会等、大人数や長時間に及ぶ飲食、マスクなしでの会話、狭い空間での共同生活、居場所の切り替わり)の周知徹底をお願いいたします。今こそ、皆さんと一丸となって、感染防止対策に取り組み、この山場を乗り越えましょう。
なお、活動制限レベルが変更されることに伴う授業や部活動など課外活動につきましては、教務部〔8/20~9/12における授業、9月上旬実施の追・再試験、後期授業〕、学生部〔学友会活動の方針〕からの発信を確認いただきますよう、併せて、お願いいたします。
※活動制限レベルは以下の8段階です。
「0(制限なし)」、「1(一部制限)」、「1.5」、「1.5プラス(まん延防止等重点措置適用」、「2(制限‐小)」、「3(制限‐中)」、「4(制限‐大)」、「5(原則停止)」