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◇活躍する卒業生3・4と学生◇WEリーグ「サンフレッチェ広島レジーナ」の松原志歩さん、藤田七海さん、松原優菜さん

2021/10/30

日本初の女子のプロサッカーリーグとして9月に開幕したWEリーグで、武庫川女子大学の卒業生2人と在学生1人が活躍しています。このほど武庫川女子大学スポーツセンターのアンケートに3人がこたえ、意気込みなどを伝えてくれました。

 

3人はサンフレッチェ広島レジーナに所属する松原志歩さん(DF)、藤田七海さん(GK)、松原優菜さん(DF)。(松原志歩さんと優菜さんは姉妹)。松原志歩さんは短期大学部健康・スポーツ学科2018年卒3月卒、藤田七海さんは健康・スポーツ科学部健康スポーツ科学科2021年3月卒。松原優菜さんは健康・スポーツ科学部健康・スポーツ科学科4年に在学中です。

 

在学生の松原優菜さんは、兄の影響で小学生から本格的にサッカーを始め、中学生から大学まで姉の志歩さんと同じ「セレッソ大阪堺レディース」に所属。「サンフレッチェ広島レジーナ」立ち上げに伴い、「新しいチームでプレーできることに魅力を感じ」、入団しました。コロナ禍の影響で大学の授業の多くがオンラインで履修可能になったことから、拠点を広島に移し、サッカー選手として活動しながらオンラインで授業を受けています。プレーの特長は「後ろからのパスで攻撃の起点になること。ゴール前での体を張ったプレー」と自己分析。プロとして実際にプレーし、「個人の責任感や覚悟がより強くなった」と感じているそうです。中学生のころ、同級生が活躍する中、試合に絡めない苦しい時期があったと振り返り、「後輩たちには苦しい時期もあきらめず頑張ってほしい」と話しています。

 

優菜さんの姉の松原志歩さんは、「新しいチームで一から頑張ってみたいと思って入団しました。プロは結果がすべて。得点に絡むプレーを増やし、優勝をめざします」と意気込みを語ります。武庫川女子大学での学びを「スポーツに関係のある勉強ができ、自分の競技力アップに生かすことができました」と振り返り、後輩たちに向け「大きな目標に向かって日々努力してほしい。目標や夢を明確にした方が頑張れると思います」と呼びかけました。

 

3人のうち、藤田七海さんだけが武庫川女子大学サッカー部の出身。サッカー部では2020年、関西学生女子サッカー秋季リーグ1部リーグ優勝を果たしました。プロにチャレンジした理由と手ごたえについて「サッカーを続けるなら高いレベルでもっと上手になりたいと思い、チャレンジした。プロは、プレーの速さ、考え方、意識、すべてがこれまでとは違います」と力強い回答。「武庫川女子大学では体育祭実行委員会などの活動を通し、他学部の人と協力する機会があり、コミュニケーション力がついた。後輩たちには勉強と部活で大変だと思いますが、大学の4年間はあっという間なので、やりたいこと、挑戦したいことに一生懸命取り組んでほしい」と話しています。

 

WEリーグは役職員の 50 %以上を女性とすることを参入基準としたり、プロ契約する選手の最低年俸を設定したり、ジェンダー平等と女性アスリートのキャリアを後押しする施策を推進しています。武庫川女子大学は女性活躍を推進する女子総合大学として、性別にとらわれず、誰もが輝く社会の実現につながる3人の活躍を応援していきます。

 

顔写真は左から松原優菜さん、松原志歩さん、藤田七海さん。

詳細はスポーツセンターHPをご覧ください

 

 

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