食物栄養学科の学生が考案した美容と健康にいいメニューが食堂「アゼリア」に登場! この様子がテレビや新聞で紹介されました。
2008/01/23
生活環境学部・食物栄養学科3年の有志10人で組織する研究グループ「KEY☆MAN」(代表・中島明日香さん)が、授業で学んでいる知識を生かして女性の美容や健康にいいオリジナルメニューを考案し、学生食堂「アゼリア」に提案しました。食堂は全面的に協力し、学生考案のメニューを定期的に採用することになりました。学生らは、オリジナルメニューを紹介するポップ広告=写真左=を自分たちで作って食堂に掲示し、「栄養バランスの良い食事をしよう」と呼びかけています。
1月22日昼、学生考案のオリジナルメニューが「アゼリア」のメニューとして登場した様子をテレビ3局が取材=写真中央=。1月22日夕、毎日テレビの「VOICE」とサンテレビの「ニュースシグナル」で放映されました。
翌23日付の神戸新聞朝刊でも「武庫川女子大 美容の悩み学食で解消 肌によし低カロリーの食材満載 学生考案 特別メニュー人気」の見出しの大きな記事で紹介されました。
「KEY☆MAN」のメンバーは中島さんのほか、高木絢加さん、高柳芳子さん、田中美香さん、谷崎典子さん、九十九友美子さん、中田薫さん、中谷栄美さん、中西恵理さん、中野可奈子さんです。グループ名は10人の名前のイニシャルに「みんなの食生活のキーマンになる」という思いを込めました。
本学の学友会は学内献血に積極的に取り組んでいますが、献血を申し出た学生の半数はダイエットなどの影響で貧血気味と診断され、採血できない状態です。中島さんらは昨年秋、「毎日学んでいる食物栄養の知識を生かして、元気で美しくいられるようなオリジナルメニューを考え、同じキャンパスで学ぶ学生に食べてもらおう」と友達と話し合い、「KEY☆MAN」を結成、オリジナルメニューを中央キャンパスの学生食堂「アゼリア」で営業している「シダックスフードサービス」の塩田民奈子店長らに提案。食堂は昨年12月に中島さんらの考えたメニューを試験的に採用しましたが、学生らに好評だったことから、今後は定期的にメニューに採用することにしました。
1月22日に「アゼリア」で提供された学生考案の特別メニューは以下の通りです。(メニュー名や説明書きも学生が考えました)
① 「便秘解消!! 鶏つくねのたっぷりセンイ丼」=写真右の左手前=
食物繊維が白米の4倍という玄米に、センイたっぷり野菜の代表といえるごぼうが入っています。
②「美肌になりたいアナタ!カリカリ♪カリフラワー(カリフラワーの唐揚げ)」=写真右の奥=
1日に必要なビタミンCの4分の1が取れます。熱に負けないビタミンCを持つカリフラワーが、冬の乾燥からお肌を守ります!
③「これ一杯でしっかり野菜が取れる!! ミネストローネ」=写真右の右手前=
野菜に多く含まれるカリウムが、体から余分な塩分を排出し、足のむくみなどを解消。外食続き、塩分の取り過ぎの人にオススメです!
中島明日香さんの話「食堂の管理栄養士や調理師さんらとの連携を通して、仕入れや商品化をも考慮したレシピの作成から広報まで、授業とは違う実践的な作業を学んでいます。これからも、本学の学生みんなが美しく、健康でいてもらえるよう、いろいろなメニューを提案していきたいです」