<日本語/English>中央図書館で「図書館サービス特論」の集中講義を実施、学生が実務実習に取り組みました。
2022/08/11
A lecture on “library services” held at the library, and students engaged in practical training.
English below.
中央図書館で、8月8日から3日間、集中講義「図書館サービス特論」(担当:川崎安子)が実施され、司書課程を履修する学生18人が参加しました。学生たちは、実際に業務を行う図書館スタッフから直接指導を受け、実際の図書を使って目録のデータを確認したり、装備をしたり、図書を棚に戻す配架をしたりして、実際の業務を経験しました。
2日目の午前中、学生たちは中央図書館2階 グローバルスタジオで図書館スタッフから、まず目録の基礎を再確認するレクチャーを受け、演習問題から目録のそれぞれの項目を目録規則に従って記述していきました。その後、これから図書館に並べる問題集などを使って、バーコードを定位置に貼り、請求記号のラベルを図書の背に貼付。最後に、各自が持ってきた文庫本に、図書館装備用のソフトフィルムでカバーをかける作業を体験しました。
午後は、地階の電動集密書架の棚を拭きほこりを払いました。また、3階、4階、5階に分かれて、書架を前に図書館スタッフから図書の並びと配架の注意点、面揃えのコツなどを聞き、利用者から返却された図書を元の場所に戻しながら、周辺の棚も含めて点検や面揃えをしました。「違うところに並んでいる図書がありました」「配架シールがはがれています」など点検の成果をあげていました。
最終日には、初日から取り組んだ「MWU電子図書館」について、テーマ設定、選書、リーフレットのデザインなどを行い、工夫した点や苦労した点について一人ひとりが発表しました。これをもとに、後期には何点かの配布用「リーフレット」を完成させ、「MWU電子図書館」の特集欄に掲載することを予定しています。
For three day period, a total of 18 university students participated in the course led by Mukogawa Women’s University’s own librarian, Ms. Kawasaki. The course offered guidance from an actual staff of the library on the know-how of working at a library. They were instructed on how to handle books, look up data for catalogues, set up equipment and shown how to place books on shelves and such.