<日本語/English>「第2期KOBE採用イノベーションスクール」が8月19日、武庫川女子大学でスタートしました。
2022/08/19
The second round of “KOBE Recruitment Innovation School”.
English below.
中小企業の人事や採用・インターンシップの考え方を学ぶプロジェクト「第2期KOBE採用イノベーションスクール」(主催:武庫川女子大学経営学部、神戸市 共催:兵庫工業会)が8月19日、武庫川女子大学でスタートしました。11月18日までの間、6回にわたって開催し、最終回(11月18日)には成果物発表会を行います。
KOBE採用イノベーションスクールは、神戸市が実施する「大学発アーバンイノベーション神戸」研究助成事業に採択された山下紗矢佳・本学経営学部講師の研究「中小企業におけるダイバーシティを前提とした採用力向上に向けた研究」の一部で、神戸市の地域課題、行政課題の解決等を目的に実施。心理学や組織論、教育学をベースに、中小企業の人事や採用・インターンシップの考え方を学ぶプロジェクトで、「採用」の視点から、企業の「強み」を見つめなおし、企業の魅力を若者に伝えるためのノウハウを獲得するカリキュラムを提供するものです。
「第2期KOBE採用イノベーションスクール」には、神戸市内に本社または事業所、工場のある企業の人事担当者7名が参加。参加者は講演やワークショップで、それぞれの企業に合った人事や採用の考え方を検討して「リクルーティングガイド」を作成し、本学経営学部で実施するインターンシップ、各企業で実施する採用活動・インターンシップの際、このリクルーティングガイドを用いて学生の反応を検証し、本格的な採用活動に向けた採用力を習得してもらいます。
第1回目となるこの日は、講師の尾山真・富山大学地域連携推進機構地域連携推進室准教授、コーディネーターの鈴木基史・武庫川女子大学経営学部教授、山下紗矢佳講師が採用イノベーションスクールの取り組みを紹介。続いて、講師で数々の企業で人事・採用部門の責任者を務めた曽和利光・人材研究所代表取締役が、「近年の企業の採用活動の変化」をテーマで講演を行いました。
なお、「第1期KOBE採用イノベーションスクール」は昨年10月~12月、5回にわたって開催。講演の受講、ワークショップを行いそれぞれの企業にあった人事や採用の考え方を検討し、新たな採用方法や採用のためのポスターの作成などを行いました。
「第2期KOBE採用イノベーションスクール」の今後の開催スケジュールは下記のとおりです。
◆プログラム:講演とワークショップ
第2回( 9/13)「面接、および応募者とのコミュニケーション」
第3回( 9/28)「視点を変えると発見が生まれる 自社のなるほどを探そう!」
第4回(10/14)「4ページで見せる新卒向け、会社のなるほどガイド作成①」
第5回(10/28)「4ページで見せる新卒向け、会社のなるほどガイド作成②」
第6回(11/18)「成果物発表会&セッション」
(開催時間はいずれも14時~17時30分)
◆講師
・曽和利光・人材研究所代表取締役
・今城志保・㈱リクルートマネジメントソリューションズ 組織行動研究所主幹研究員
・岡本知久・富山大学芸術文化学部講師
・青木慶子・㈱ウェルネス研究所代表取締役
・尾山真・富山大学地域連携推進機構地域連携推進室 准教授
◆コーディネーター
・山下紗矢佳・武庫川女子大学経営学部講師
・鈴木基史・武庫川女子大学経営学部教授
Study sessions were held in the hopes to create effective internships for the future for human resourcing. It’s been run by the Faculty of Business Administration Mukogawa Women’s University since October 15th last year and co-sponsored by Hyogo Industry Association. The sessions will be done in 5 sittings until the final presentation on December 24th.
KOBE Recruitment Innovation School is hosting a series of research project aimed at improving recruitment capabilities and build to put ideas into practice and discuss new hiring methods. It also seeks to find what the strengths of internships are and what young people are attracted to in term of finding a job.
For the project, Professor Sayaka Yamashita of Faculty of Business Administration has been selected for the research. With 9 reps from medium to small enterprises from Kobe city are involved in the development. Professor Makoto Oyama from Toyama University, introduced the progress of TOYAMA Recruitment Innovation School which was founded in 2018. This was followed by an associate professor of Graduate School of Business Administration in Kobe University, Prof. Yasuhito Hattori gave a lecture on “Theory in recruitment and data”.
The project in progress, welcomed its first session of the second term on August 19th. Following on from last year’s schedule, there will be 5 sessions in total throughout the term.