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<日本語/English>「健康科学連携教育フォーラム」が行われ、健康について学ぶ3つの学科の1年生が先輩の話に耳を傾けました。

2022/09/28

Students of health-related departments attended a Health and Science Collaborative Education Forum.

 

English below. 

 

健康科学の分野で活躍する卒業生3人を招いて「健康科学連携教育フォーラム」が9月15日、公江記念講堂で開催されました。健康について学ぶ3学部3学科(健康・スポーツ科学部健康・スポーツ科学科、食物栄養科学部食物栄養学科、薬学部健康生命薬科学科)の1年生約480人が受講し、「私の学生時代と今-健康科学を学ぶ-」をテーマとした先輩の話に耳を傾けました。本学では、「健康」を専門とする3学部がカリキュラム面で連携する「3学部3学科連携教育プログラム」を実施し、健康についての幅広い知識を習得したスペシャリストを養成しています。このフォーラムは基礎教育・専門教育への導入教育として毎年この時期に行われ、今年度はコロナ禍以降、3年ぶりとなる対面での実施となりました。

 

はじめに瀬口和義学長が「今は先の見通しが立ちにくい時代です。自分の専門分野だけ単眼的に捉えるのではなく、複眼的に事象を見ていくことが大切です。専門家の卵として社会へ出るファーストステップとなります。様々なことに興味・関心を持ち、異分野の友人たちと積極的に議論し視野を広げて、自身の夢に挑戦してほしいと思います」と受講生に語りかけました。

 

順天堂大学スポーツ健康医科学研究所に博士研究員として所属する中村美幸さん(2016年 健康・スポーツ科学部健康・スポーツ科学科卒業)は、現在の研究分野である心の健康と運動について分かりやすく学生に紹介。「学生時代は決して勉強が得意ではありませんでした。当時はサボりたい一心でクラスメートとイベントや遊びを企画していましたが、それが今の研究活動で他の専門家と連携していく上で役に立っています。関係がないと思うことでも試して損はありません。いろいろな人とも関わってほしいと思います」とアドバイスしました。

 

株式会社 魚国総本社に管理栄養士として勤務する小林郁佳さん(2008年 生活環境学部食物栄養学科卒業)は担当している業務の一つ、男子バレーボールチームの栄養サポートについて触れ「学生時代の学びが今の仕事には日々生かされています。スタッフミーティングでは専門家としての意見を求められます。その際、食事のことだけではなく幅広い知識がなければ、他職種の方々と話すことが難しくなります。広い視野を持って学問を深めていただきたいと思います」と話しました。

 

UCC上島珈琲株式会社に研究開発職として勤務する隈部 栞さん(2018年薬学部健康生命薬科学科卒業)は「分析技術、生体内の知識、データを扱うための統計学、細胞や遺伝学の知識など、コーヒーという食品の研究を通して、大学で学んだ様々な知識が広く生かされています。学生時代、もっと勉強しておけば今こんなに苦労することはないし、もっとスピーディーに研究が進められる人材であれたのにと感じることもあります。皆さんも今しかできない経験を楽しみながら、勉強も楽しんでいただけたらと思います」とエールを送りました。

 

The forum welcomed three alumni who are active in the field of health and science to speak in front of students across three faculties and three departments. Approximately 480 first year students – Faculty of Health and Sports Science, Faculty of Food and Nutritional Sciences and Faculty of Pharmaceutical Sciences took part in the forum. It was held on September 15th at Koe Memorial Hall.

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