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<日本語/English>薬学部の生嶌千菜美助手が 「第142 回 日本薬理学会近畿部会」で優秀発表賞を受賞しました。

2022/11/21

Best Presentation Award at the 142nd Annual Meeting of the Japanese Pharmacological Society Kinki Section goes to Chinami Ikushima.

 

English below. 

 

武庫川女子大学薬学部の生嶌千菜美助手が 11 月 12 日に開催された「 第142 回 日本薬理学会近畿部会」で優秀発表賞を受賞しました。


演題は「マウスメラノーマ細胞の抗がん剤耐性獲得機序の解明」。がんの治療を困難にしている原因の一つに、これまで効いていた抗がん剤が効きにくくなる「抗がん剤耐性」があります。抗がん剤耐性を獲得したがん細胞は、抗がん剤が効きにくくなり、がん細胞がどんどん増殖します。再発や転移を起こす可能性も高く、完治するのが難しくなるため、抗がん剤耐性獲得の機序の解明が課題になっています。今回の研究では、がん細胞が抗がん剤耐性を獲得する機序の一つを解明したことが受賞につながりました。

生嶌助手は「受賞できたのは、先生方のご指導のおかげです。今後、さらに抗がん剤耐性治療の鍵となるような研究を進めていきたいと思います」と話していました。

生嶌助手の所属する薬理学Ⅰ研究室 (主宰 中村一基教授) は、教員 4 名、大学院生 2 名および学部生 51 名が所属する研究室です。本研究は吉川紀子准教授の指導のもとで行われました。

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(新型コロナウイルス感染拡大防止に努め、撮影時のみマスクを外しています)

 

Assistant Professor Chinami Ikushima of the Faculty of Pharmaceutical Sciences received the Best Presentation Award at the 142nd Annual Meeting of the Japanese Pharmacological Society Kinki Section.

 

The title of the presentation is "Elucidation of the Mechanism of Acquisition of Anticancer Drug Resistance in Mouse Melanoma Cells." One of the causes of difficulties in cancer treatment is "anticancer drug resistance," in which previously effective anticancer drugs become less effective. In this research, Ms. Ikushima received the award for her elucidation of one of the mechanisms by which cancer cells acquire resistance to anticancer drugs.

 

Assistant Professor Ikushima said, “"It is thanks to the guidance of my professors that I was able to receive this award. I would like to continue my research that will be the key to anticancer drug resistance therapy in the future.”

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