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<日本語/English>グラウンドキーパーとして活躍する卒業生二人による対談を開催しました。

2022/12/10

A discussion was held between two alumni who are active as grounds men.

 

English below. 

 

グラウンドキーパーとして活躍する卒業生二人による対談が12月10日、図書館2階グローバルスタジオで開催されました。

 

この対談は広報誌「リビエール」が次号で50号を迎えるのを記念し、広報室が企画しました。対談したのは、阪神園芸株式会社スポーツ施設本部スポーツ施設部 石躍奈々さん(2021年健康・スポーツ科学部卒)と、株式会社広島東洋カープ施設運営部マツダスタジアム課 長村香澄さん(2022年健康・スポーツ科学部卒)。長村さんはオンラインでの参加となりました。

 

グラウンドキーパーはもともと男性中心の職種だけに、女性の進出に対し、メディアの注目度は高く、二人ともテレビや新聞にしばしば取り上げられています。長村さんは今年、広島東洋カープ初の女性グラウンドキーパーとして採用されました。一方の石躍さんは阪神園芸初の女性グラウンドキーパー。昨年入社し、2年目の今夏、念願だった阪神甲子園球場のグラウンド整備に携わりました。

 

「学生時代は面識がなかった」という二人ですが、ともに武庫川女子大学出身の気安さから、話は弾みました。グラウンドキーパーをめざした理由について、石躍さんは「スポーツする人を支えたいと考えていたところ、グラウンド整備という仕事があると知り、目指しました」、長村さんは「小さいころから大のカープファン。カープに関われる仕事にどうしてもつきたかった」。

 

マウンドを規則通りに整え、スライディング等で掘れた土を戻す作業はまさに職人技。グラウンドの状態は、プレーヤーのパフォーマンスに直結するだけに、プレッシャーもかかります。「散水のホースは重くて持つのが精いっぱい」「ナイターの日は深夜まで仕事が続く」と互いの苦労話を打ち明けつつ、「力仕事も自分でやり遂げたい」(長村さん)、「一年目は筋肉痛で情けない思いもしたけど、仕事をする中で解消できるようになった」(石躍さん)と逞しく言葉をつなぎました。

 

会場には長村さんの後輩のソフトボール部員の姿も。後輩へのメッセージとして長村さんは「就活はやらずに後悔するよりやって後悔した方がいい」、石躍さんは「女性が少ない職場でもやってみたいことがあれば挑戦して」と呼びかけました。

 

対談の模様は2月発行のリビエール50号に掲載予定です。

 

This dialogue was planned by the Public Relations Office to commemorate the 50th issue of the PR magazine "Riviere" in the next issue. The interlocutor was Ms. Ishidaki, an alumni of Health and Sports Sciences major, and another alumni, Ms. Nagamura participated online.

 

Groundskeepers have always been a male-dominated profession, so there is a lot of media attention on the advancement of women in this field, and both of them have often been featured on TV and in newspapers. Ms. Nagamura was hired this year as the first female grounds man for the Hiroshima Toyo Carp. Ms. Ishizaki, on the other hand, is Hanshin Engei's first female grounds man. She joined the company last year, and this summer, in her second year, she was involved in the grounds maintenance at Hanshin Koshien Stadium, a job she had longed for.

 

Although the two had not known each other since their school days, their easygoing nature as both were graduates of Mukogawa Women's University made their conversation lively. As for why they wanted to become groundskeepers, Mr. Ishizaki said, "I wanted to help and support to those who play sports, and when I found out that grounds maintenance was a job, I decided to become a grounds man I really wanted to have a job that involved being with the Hiroshima Carp baseball team.

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