＜日本語/English＞ 経営学部の授業「パブリックリレーションズ」で、学生が本学の広報について学びました。

Students learned about PR in the School of Business Administration's "Public Relations" class.

 

English coming soon. 

 

経営学部の授業「パブリックリレーションズ」で12日、広報室の米田浩子広報室長がゲスト講師を務め、武庫川女子大学の広報の方針や展開状況についてオンラインで講義しました。授業には中島正樹広報室次長も参加し、事前に学生から寄せられた質問に米田室長とともに答えました。

 

「パブリックリレーションズ」は、企業の広報活動全般を学び、広報が果たす重要な役割について考える全15回の授業です。学生たちは企業を中心に広報の在り方を学んでいますが、自分たちが学ぶ大学の広報について、あらためて考えようと、担当の西口智美准教授が広報室に講義を依頼しました。

 

授業では、武庫川学院が2019年度から全学を挙げて取り組む広報戦略「MUKOJO　ACTION」の意義、80周年を機に学院が公表した100周年にあるべき未来像「MUKOJO　Vision」、それらを「見える化」したキービジュアルの変遷について紹介。キービジュアルの活用事例を挙げながら、「誰に向けての広報か」「何を伝えたいか」を、いかにして具体化しているかを説明しました。

 

また、「選ばれる大学になるため」に、認知度を高め、社会的価値を向上させる広報の取り組みを、「学内外に武庫女ファンを増やすこと」と表現。広報スタッフが武庫川学院の一番のファンになることが、心を動かす広報の原点であることを伝えました。

 

事前に学生から複数の質問が寄せられました。

「広報にセンスが必要でしょうか」という問いに中島次長は「個人のセンスよりもチームとして取り組んだ結果が成果に現れる。広い視野を持つことが重要」と回答。米田室長も「現場に行き、人と話し、自ら情報を集めること。場数を踏むことで聞くべき要点も発信すべきポイントもわかるようになる」と話しました。「広報の仕事の魅力は」という問いに中島次長は「広報したことに対し、良い反響があること」、米田室長は「広報をきっかけに本学が注目されるとうれしい」と答えました。

 

授業後、学生たちは、広報室からのアンケートに回答しました。「受験する際、本学の情報をどこで得ましたか」という問いには「ホームページ」「キャンパスガイド」「オープンキャンパス」が多数を占め、「塾」「高校の先生」が続きました。入学後もホームページは見ている人が多かったものの、InstagramやTwitterをフォローしている学生は少数で、SNS活用の課題が浮き彫りになりました。また、本学のVision「一生を描ききる女性力を。」とビジュアルについて意見を求めたところ、「あえて女性力という言葉を入れたのがとてもいい。女子大だから出せるメッセージ」「女性が活躍する未来をイメージできる」「新しい領域に挑戦する覚悟が伝わる」「気持ちが奮い立つ」「将来ばりばり働きたい学生を後押ししてくれる」「壮大さを感じる」「このメッセージに惹かれて受験した」など、強く肯定する意見が相次ぎました。

 

Hiroko Yoneda, Director of the Public Relations Office, served as a guest lecturer in the School of Business Administration's "Public Relations" class on January 12, giving an online lecture on Mukogawa Women's University's public relations policies and development status. Masaki Nakajima, Deputy Director of the Public Relations Office, also participated in the class, answering questions submitted by students in advance with Yoneda.

 

Public Relations" is a 15-session course that covers all aspects of corporate public relations and the important role that public relations plays. The students are learning about the nature of corporate public relations, but in order to rethink public relations at the university they are studying at, Associate Professor Tomomi Nishiguchi asked the Public Relations Office to give a lecture on the subject.

 

The class introduced the significance of "MUKOJO ACTION," a university-wide public relations strategy that Mukogawa Gakuin have undertaken from the 2019 academic year, the "MUKOJO Vision," a vision for the future that the school announced on the occasion of its 80th anniversary, and the transition of key visuals that "visualize" these ideas. Citing examples of the use of key visuals, he explained how MUKOJO is concretizing "who is the PR target" and "what do we want to convey".