＜日本語/English＞ 経営学部の学生たちが「フリーペーパーオブザイヤー2022」のweb投票部門賞受賞を西宮市長に報告しました。

Students from the Business Administration reported to the Mayor of Nishinomiya City that they won the "Free Paper of the Year 2022" award in the web voting category.

 

English coming soon. 

 

経営学部の学生3人が実践学習で制作に携わった情報誌「あなたのまちにしのみや」vol.5が、「フリーペーパーオブザイヤー2022」のweb投票部門賞を受賞。1月11日、西宮市の石井登志郎市長に受賞を報告しました。

 

「あなたのまちにしのみや」はこころの病気がある人の就労支援施設「Wow！（ワオ）」（西宮市宮前町）が、就労訓練プログラムとして制作しているフリーペーパーです。2021年9月に創刊し、西宮市に特化した情報を発信するとともに、広告収入を西宮市の若者支援団体に寄付しています。

 

　参加したのは経営学部3年の八十原悠さん、小谷麻椰さん、鶴ケ崎瑞希さん。実践学習の一環として、施設利用者とともに「あなたのまちにしのみや」5号の制作を担当しました。学生たちは2022年6月から企画に取り組み、取材、撮影、記事執筆、編集、校正などすべての工程に関わり、10月に配布を完了しました。

　5号では「アート」をテーマに、スペインタイル、和樽、民族音楽など、西宮市ゆかりのアーティストや企業を特集しました。鶴ケ崎さんはカリンバ奏者のロビンさんを取材。スタジオを兼ねた自宅を訪れ、珍しい民族楽器や演奏するロビンさんの音楽にかける思いを写真と文で紹介しました。八十原さんは樽商の和樽を取材。傘立てや貯金箱、植木鉢など、和樽文化が様々な用途で継承されていることを伝えました。小谷さんは苦楽園のライブハウスとコーヒー店を取材し、三ツ豆珈琲で提供している「大倉陶園」のコーヒーカップ9種をアートとして紹介しました。

 

フリーペーパーオブザイヤーは全国から公募で集まったフリーマガジンやフリーペーパーを会場とwebで展示し、人気投票を実施。一年で最も支持されたフリーペーパーを決定しています。「あなたのまちにしのみや」はweb投票部門で多くの支持を集めました。

 

石井市長はタウン誌を手に取り、「写真が大きくていいですね」「受賞おめでとうございます」と制作したメンバーをたたえました。学生たちは感想を尋ねられ、「取材や編集は初めての経験でしたが、発行という形になったことで達成感がありました。受賞も自信になりました」「西宮市のことをいろいろ知ることができ、楽しかった」などと答えていました。