鳴松会の「第一回新春のつどい」が開かれ、同窓生と教職員が交流しました。
2008/02/16
同窓生と教職員が交流する鳴松会の「第一回新春のつどい」が2月16日午後、西宮市内のノボテル甲子園で開かれ、同窓生と教職員ら約90人が交流しました=写真右=。
糸魚川直祐・文学部長が「70周年を迎える来年は、多くの卒業生に学園に戻っていただけるホームカミング・デーを企画します。大学は厳しい時代を迎えていますが、本学は堅実に走っています」とあいさつしました。薬学部を卒業し、西宮北口駅前などで「合格薬局」を経営している大川恭子さんが「最近は小学校の低学年から塾通いをする子供が増えました。薬局として、そんな子供たちに安らぎを与え、健康とメンタル面のアドバイスをしたいと思って仕事をしています」と近況を報告。附属中・高校の上田武久校長は「教育において変えてはいけない不易と、時代に応じて変えていかなければいけない流行を織り交ぜることが大事。今年は優秀な生徒が入学することになりましたので、大事に育てていきたいと考えています」とあいさつしました。
続いて、参加者が一言ずつあいさつ。「第一回の卒業で、82歳になりますが、元気にやっています」「武庫川は心の故郷。催しがあれば、参加をモットーにしています」「卒業して50年。私の知っている校舎は(建て替えられて)なくなりましたが、鳴松会は若い人と交流するいい機会になっています」「私と娘、孫の三代が武庫川にお世話になりました」…。一言一言に会場はわき、拍手が送られました。
この後、西宮支部の合唱団が「早春賦」や「故郷」を合唱=写真左=。最後に全員で学院歌を歌い、鳴松会の奥野温子・幹事長が「同窓生は16万人になろうとしています。出合ってよかったと思える鳴松会にしたいと思います」とあいさつして、閉会しました。