「ありがとう こころをこめて ありがとう そして さよなら…」附属幼稚園で、涙と笑顔いっぱいの修了式が行われました。
2008/03/14
小雨の降る3月14日午前、附属幼稚園の遊戯室で修了式が開かれました。
水谷孝子園長が36人の修了児一人ひとりに「おめでとう」と声を掛けながら修了証書を手渡すと、修了児たちは嬉しそうに証書を受け取りました=写真右=。
水谷園長は「皆さんに一つ、お願いがあります。心が大きくなる不思議な言葉『ありがとう』を、たくさん言える立派なお兄さん、お姉さんになってください。そうすれば、心も体ももっと大きくなれますよ」と修了児たちの顔を見渡しながら、心を込めてあいさつしました。
学長代理の糸魚川直祐文学部長は「ご卒園、おめでとうございます。皆さん、小学校に行って、新しいお友達や先生に会ったとき、いつもニコニコ笑顔でいることを忘れないでくださいね」と優しく語りかけました。
この後、修了児は4歳児と一緒に、四季を通じて体験したさまざまな出来事を「思い出のうた」として、歌と言葉を織り交ぜて、大きな声で発表しました。
最後の「門出のうた」で、修了児が「ありがとう ありがとう こころをこめて ありがとう そしてさよなら…」と歌うと、声をあげて泣き出す園児もいるほど、会場は感動的な雰囲気に包まれました。歌が終わると、保護者は大きな拍手を送っていました。