トルコからの短期留学生受け入れプログラム「ICSA in Japan」が5年ぶりに再開。留学生たちが学院長、学長を表敬訪問しました。
2024/06/28
English below.
トルコ・イスタンブールのバフチェシヒル大学との一般交流協定締結を受け、2009年から建築学部で実施しているトルコからの短期留学生受け入れプログラム「ICSA in Japan」がコロナ禍での中断を経て、5年ぶりに再開。来日した留学生たちが6月28日、大河原量学院長と瀬口和義学長を表敬訪問しました。
今回留学するのはバフチェシヒル大学で建築やインテリアを学ぶ2~4年生8人。6月22日に来日し、若草インターナショナルハウスに滞在して7月26日まで、建築学科と景観建築学科に分かれて授業に参加します。
「ICSA in Japan」は短期間ながら、日本の良さと建築学部の高度な学びを実感できることから、再度来日し、修士課程に長期留学する学生がこれまで複数いました。中には博士課程まで進み、研究を続けた2名の学生も。2020年度から中断していたため、2020年度に開設した景観建築学科でトルコからの留学生を受け入れるのは初めてです。
表敬訪問には建築学部の岡﨑甚幸学部長や建築学科の柳沢和彦学科長らも出席しました。トルコからの学生たちは大河原学院長らに英語で自己紹介し、出身地や学びたいことなどをにこやかに説明しました。大河原学院長は「5年ぶりに交流が再開できることを大変うれしく思っています。実り多い留学となるよう、サポートしていきます」と話しました。
大学からスカーフやうちわなどのプレゼントを受け取った留学生たちは大喜び。早速スカーフを髪や首に巻いていました。
留学生たちは来日以来、学部でのオリエンテーションや歓迎のセレモニーに参加したり、大阪に観光に訪れたり、充実した日々を過ごしています。
日本の修士課程の大学院生らがトルコで保存修復関連の実務実習をする「ICSA in Istanbul」は同じくコロナ禍で中断していましたが、昨年度から再開しています。