産学連携プロジェクト「武庫女×日本マクドナルド サステナビリティ人材育成プロジェクト」がスタートしました。

English below. 

 

武庫川女子大学と日本マクドナルドの産学連携プロジェクト「武庫女×日本マクドナルド サステナビリティ人材育成プロジェクト」がスタートしました。

 

サステナビリティについてマクドナルドは、「安心でおいしいお食事を」（品質の見える化、衛生管理、持続可能な食材の調達）「地球環境のために」（脱炭素、脱プラスチック、廃棄物削減・リサイクル）「地域の仲間にサポートを」（ドナルド・マクドナルド・ハウス支援、キッズスポーツ支援、教育支援、地域貢献活動）「働きがいをすべての人に」（人権の尊重、ダイバシティ、エクスティ＆インクルージョン、ハンバーガー大学）の4つの領域で重点的に取り組んでいます。

 

プロジェクトは、マクドナルドが行っているサステナビリティの取り組みについて学び、新たなチャリティ活動の提案をマクドナルドに行うもので、本学学生のほか、武庫川女子大学附属高校、兵庫県立西宮今津高校、兵庫県立洲本実業高校の生徒が参加しています。

 

7月24日には、プロジェクトのスタートとなる日本マクドナルド、ドナルド・マクドナルド・ハウス財団の講師による授業が本学中央キャンパスで行われました。

授業では、日本マクドナルド西日本人材開発室コンサルタントの中務薫さん、ドナルド・マクドナルド・ハウス神戸ハウスマネージャーの仲井由起子さん、日本マクドナルド株式会社フランチャイジー有限会社ステイブルオペレーションコンサルタントの今泉あずささんが、マクドナルドのサステナビリティの取り組み、子どもの治療に付き添う家族のための滞在施設ドナルド・マクドナルド・ハウスを通じた難病を持つ子どもとその家族の支援、ドナルド・マクドナルド・ハウスなどの支援を目的にした「青いマックの日」開催などのチャリティ活動について、講義を行いました。

 

今後は、ドナルド・マクドナルド・ハウス神戸（神戸市中央区）でのボランティア体験やマクドナルド店舗でマネジメント手法などを学び、10月20日にはマクドナルドの各店舗で行われる世界的チャリティ「青いマックの日」に参加。これらの活動に参加した学生、生徒が12月、本学、武庫川女子大学附属高校、西宮今津高校、洲本実業高校のチームごとに、それぞれ検討したチャリティ活動の提案をマクドナルドに行う予定です。

 

プロジェクトを進める経営学部の谷口浩二助教は、「日本マクドナルドの協力のもと、経営学部の実践学習としてスタートし、3年目を迎えました。本年度は経営学部の講義として160人、全学部生対象の共通教育科目として100人が受講、そして、附属高校との高大連携講義として35人の生徒と兵庫県立の2つの高校から数十人の生徒が受講してくださり、受講者は300人を超えています。夏休み期間にワークショップを実施し、秋には世界的チャリティに参加します。その後、大学生と高校生チームがマクドナルド社に向けてチャリティ改善提案を行います。一連の活動を通じて、目標と現実の差が問題であり、その問題を解決するために何ができるのかを考える機会にしてもらえればと考えています」と話しています。

 

Mukogawa Women's University and McDonald's Japan have launched an industry-university collaborative project, "Mukogawa Women x McDonald's Japan Sustainability Human Resource Cultivation Project".

 

Regarding eco-friendly activities, McDonald's has been working on the following three initiatives:

Safe and delicious meals (visualization of quality, hygiene management, sustainable food procurement)

For the global environment (decarbonization, de-plasticization, waste reduction and recycling)

Support for community (support for Ronald McDonald House, support for kids' sports, support for education, community contribution activities).

 

The project involves learning about McDonald's sustainability initiatives and proposing new charity activities to McDonald's. In addition to our students, students from Mukogawa Women's University High School, Nishinomiya Imazu High School in Hyogo Prefecture, and Sumoto Jitsugyo High School in Hyogo Prefecture are participating in this project.

 

On July 24th, a class given by lecturers from McDonald's Japan and Ronald McDonald House Foundation was held at the university's Main Campus to kick off the project. A number of operational members of McDonald's Japan Franchisee, Ltd gave lectures on McDonald's sustainability initiatives, support for children with incurable diseases and their management, and the importance of the "McDonald's House Foundation". The lecture was followed by a lecture on the charity activities of the Ronald McDonald House.

 

In the near future, students will experience volunteering at Ronald McDonald House Kobe (Chuo-ku, Kobe City), learn management techniques at McDonald's restaurants, and participate in the global charity "Blue Mac Day" to be held at McDonald's restaurants on October 20. In December, students who participated in these activities will present proposals to McDonald's for charity activities that each team from the University.