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美術館で提供する食事メニューとは?食創造科学科の「食マーケティング演習Ⅱ」で美術館職員による授業が行われました。

2024/10/16

食産業における飲食店経営やマーケティングを国内外の事例から学ぶ食創造科学科の「食マーケティング演習Ⅱ」で10月15日、大阪市立美術館の職員をゲストに招き、歴史的建造物など独特な雰囲気を持つ施設「ユニークベニュー」と食について学ぶ授業が行われました。

 

「食マーケティング演習Ⅰ、Ⅱ」は3年生の前後期が対象。Ⅰ(前期)は国内事例を中心に学び、Ⅱ(後期)は、より対象を広げるため6人の外部講師を招きます。

 

この日は外部講師による授業の初回で、元薬品メーカー勤務の大阪市立美術館職員、谷内修さんが講師となり、食産業におけるユニークベニュー活用の可能性について講義しました。授業では「歴史的建造物や公共の施設など特別な場」を会場として会議やパーティを行う「ユニークベニュー」について、「アイデア次第で新規の来場者獲得につながり、地域の観光客誘致や活性化にもつながる」と指摘。「顧客のニーズをくみ取るだけでなく、会場関係者など他の関与者にも考慮が必要」と、ユニークベニューならではの留意点も示唆しました。ユニークベニューでのイベントでは食事が提供されることが多いことから、「郷土料理など地域と結びついたストーリー性をもたせるメニュー開発が重要」と語りました。

 

さらに「大阪市立美術館を会場とし、美意識の高い富裕層の観光客を招いたレセプションで提供する食事」という設定で、メニュー開発を促し、学生たちがグループワークで取り組みました。学生たちはスマホやパソコンで地域の特性や文化を調べながらワークを進め、「会場に近い四天王寺をテーマに、4神にちなんだ食べ物」や、「大阪らしさを取り入れた四季のメニュー」などを提案し、発表しました。

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