経営学科高橋ゼミ生が全国ゼミ対抗商品企画コンテスト総合優勝戦で準優勝を獲得しました。

全国ゼミ対抗商品企画コンテスト「Ｓカレ（Student Innovation College）2023」 総合優勝戦が10月5日にオンラインで開催され、経営学科高橋ゼミの４年生3で人で構成するチーム「BEER ME」が準優勝を獲得しました。

Sカレは全国ゼミ対抗の商品企画プロジェクトで、12月の最終プレゼンで優勝したチームは商品化権利を獲得し、翌年10月の総合優勝戦で商品化実績を競います。2023年度は32大学 38ゼミ 計552人 169チームの大学3年生が、ゼミ対抗で企業が提示する9つの商品企画テーマに取り組み、BEER MEは「Z世代が共感！ストーリービール」テーマを提示したサッポロビール株式会社にレトロをテーマにしたストーリービールを提案。同じテーマに取り組んだ全国18ゼミの中で見事１位を獲得し、商品化権利を得ました。

BEER MEの提案内容はサッポロビール株式会社や網走ビール株式会社の協力を得て、ビールが苦手な人でも飲みやすいメロンソーダ味のデザートビール（発泡酒）「懐かしのレトロメロン」として、8月1日に期間限定で販売を開始しました。

BEER MEは適正飲酒や未成年飲酒について学んだ上で、協力企業と一緒に味や色、パッケージデザインを考えました。通販サイト以外に、グルメ系インフルエンサーへの掲載依頼、リール動画の作成、新宿ポップアップストアでの店頭販売、大学近くのカフェでのメニュー提供など、認知度向上や販売額向上に向けて取り組んできました（参考記事：武庫川女子大学HP）。

総合優勝戦では昨年12月に商品化権利を獲得した８つのチームが商品化実績についてプレゼンし、企業関係者や大学教員などの投票によって優勝が決まります。BEER MEは準優勝を獲得しました。

チームゼミ生の一人、経営学科4年の大町彩夏さんは「実際にお客様の手に『懐かしのレトロメロン』を届けられたことがとても嬉しく、貴重な経験をさせていただきました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と話しています。

ゼミ生を指導した高橋千枝子教授は「商品化するだけではなく、新宿ポップアップショップで実際に店頭に立ったり、メニュー提供いただく飲食店と交渉したり、行動力が準優勝に導いたと思います」と話しました。