食物栄養科学部 食創造科学科の学生10人がトルコのバフチェシヒル大学で研修中です。

食物栄養科学部 食創造科学科の学生10人が10月12日、トルコのバフチェシヒル大学の短期海外研修に出発しました。26日までの2週間、バフチェシヒル大学を拠点に見学や実習を行います。

 

食創造科学科では、グローバル化が進む食産業において国際的に活躍できる人材の育成を目指し、本学と交流協定を結ぶトルコのバフチェシヒル大学との間で2023年度から相互訪問プログラムを実施しています。学生たちは留学中、世界三大料理の一つに数えられるトルコ料理とその食文化を学ぶとともに、食産業の国境を越えた広がりを実感し、グローバルな視点を養います。また、両大学の学術交流を拡大することにも寄与します。

 

本年度は同学科の3年生7人と4年生3人の学生が引率の教員2人とともにバフチェシヒル大学を訪問。学生たちはバフチェシヒル大学で講義や調理実習に参加したり、日本食紹介イベントを開催したりして現地の学生と交流を深めます。また、大学が所在するイスタンブール市内や近郊で観光の予定もあり、学外では食産業を支える工場を見学します。一方、11月中旬にはバフチェシヒル大学の学生が来日し、本学を2週間訪問して日本の食文化や食ビジネスを学ぶ予定です。

 

この相互訪問プログラムは、長期的には単位付与を伴う正規カリキュラムとして、相互の大学への短期留学プログラムに発展させることを目指しています。また、教員間の研究を通じた交流を促進することも視野に入れています。

 

相互訪問プログラムに参加する食創造科学科4年の峯遥夏さんは「トルコではカッパドキアへの観光やトルコの発酵食品について学ぶ予定があるので楽しみです。現地ならではの食について学びたいです」と話しました。

 

また、同学科3年の中山和奏さんは「世界三大料理でもあるトルコ料理の文化やスパイスなどの特長を現地に行って学べるのが楽しみです。現地の人たちともたくさん交流していきたいです」と思いを語りました。