トルコでの短期海外研修を終え、食創造科学科の学生たちが帰国しました。
2024/11/05
English below.
短期海外研修としてトルコのバフチェシヒル大学を訪問していた食創造科学科の学生たちが、2週間のプログラムを終えて帰国しました。
学生たちはバフチェシヒル大学でトルコ料理や食文化に関しての授業を受け、大学の調理実習室を使って現地の学生たちとともにトルコ料理の調理を行いました。また、バフチェシヒル大学の学生と日本食を作ったり、折り紙を使ったりして交流を深めました。
トルコにある日本の政府機関やNGOを訪問する機会もありました。イスタンブールで30年以上、日本食を提供しているレストランでは、日本人オーナーシェフに話を聞き、国際的なキャリアについても視野を広げました。イスタンブールでは世界遺産の史跡をバフチェシヒル大学の学生と一緒に訪問。トルコの歴史について英語で教わり、週末にはカッパドキアを旅行して熱気球での遊覧飛行も体験しました。
食創造科学科3年生の白木友理さんは「初めての場所で2週間過ごすことにドキドキでしたが、今回のトルコでの研修を通してこれからの人生に新たな選択肢が広がったと感じています。異なる文化や考え方に触れる中で、自分の価値観も大きく変わり、世界にはまだまだ知らないことがたくさんあることを実感しました。一生思い出となる経験となり、これからもこの経験を生かし続けていきたいと思います」と話しています。
同行した食創造科学科の佐藤滋之准教授は「学生たちはこの経験を通じて、トルコの食や食文化を知ることだけではなく、国境を越えて相互理解を育むことの大切さを学ぶことができたと思います」と話しました。
Students of the Department of Innovative Food Sciences who visited Bahçecihir University in Turkey as part of a short-term overseas training program have returned after completing the two-week program.
The students took classes on Turkish cuisine and food culture at Bahçecihir University, and cooked Turkish specialties with local students in the university's cooking lab. They also deepened exchanges with students at Bahçecihir University by making Japanese food and folding origami.
They also had the opportunity to visit Japanese government agencies and NGOs in Turkey. At a restaurant in Istanbul that has been serving Japanese food for more than 30 years, the Japanese owner/chef shared their experiences in which helped to broaden perspectives of the students listening.