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経営学部生が介護付有料老人ホーム「ゆうゆうの里」をSNSで発信するプロジェクトの報告会を実施しました。

2025/01/21

経営学部の実践学習で介護付有料老人ホーム「ゆうゆうの里」の就活生向けSNS開設プロジェクトの報告会が1月17日、中央キャンパスで行われ、プロジェクトに参加した1、2年生6人が画像や動画を仮投稿し、プレゼンを行いました。

 

「ゆうゆうの里」は一般財団法人日本老人福祉財団(以下、「日本老人福祉財団」)が運営し、全国7か所で展開する介護付有料老人ホーム。自立した生活を送れる人から終末期まで、同じ施設で切れ目なく最適なサービスを提供することで知られ、入居率95%の人気の施設です。

 

入居者からは「ここに入ってよかった」という声が絶えませんが、若い世代への求人や採用をどう展開するかが課題でした。

そこで日本老人福祉財団が「施設の魅力を学生の視点で発見してほしい」と経営学部の実践学習とのコラボを提案。SNSでの魅力発信を目標に、昨年11月からプロジェクトに取り組みました。

 

学生たちは大阪府守口市と神戸市の「ゆうゆうの里」を見学し、入居者や職員にインタビューを行いました。

インタビューでは入居者から「安心して暮らしています」「ここで第二の人生がスタートしました」、職員から「こんなに感謝してもらえる仕事はない」など双方の明るい声が集まりました。さらに職員からは「月に10日休みがある」「給与が他の施設に比べて高い」「駅に近くて通いやすい」といった率直な声も。「介護の資格がなければ働けないのでは」という学生の質問には「働きながら資格取得のサポートが受けられる」と、福利厚生の手厚さも。

 

インタビューの様子は動画に収め、写真と組み合わせてInstagramなどのSNSで発信できるよう編集しました。1月17日に行われたプロジェクト報告会で複数の画像や動画を仮投稿。学生たちは日本老人福祉財団の関係者とともに視聴し、動画やデザインに込めた思いをプレゼンテーションしました。

 

経営学科2年の赤松真凪さんは「介護付有料老人ホームはしんどいイメージがあり、資格がないと働けないと思っていました。でもいろいろな職種が必要であることが分かり、現場で働く人の様子を見たり、話を聞いたりするうちに、将来の選択肢の一つに初めて入りました。神戸の施設で「病院は看取るだけだけれど、ここは元気なうちからずっと見続けることができる」という職員の言葉が印象的でした」と話していました。

 

日本老人福祉財団の広報担当者は、「介護施設には介護や福祉だけでなく、マーケティングや広報の視点も必要ですが、なかなか関心を持ってもらえない。若い世代に何が魅力的に映るかを知りたくて、今回のプロジェクトを呼びかけましたが、私たちも気づかないことに着眼し、魅力を引き出してくれた。インスタが就活生に届けばうれしい」と話していました。

 

1月31日から「ゆうゆうの里」の採用Instagramで画像を投稿。その後、順次、動画を投稿する予定です。

 

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