令和6年度武庫川女子大学の3学部の卒業式と大学院・専攻科の修了式が行われました。
2025/03/20
武庫川女子大学の卒業式が2日にわたり行われ、20日午前は健康・スポーツ科学部、生活環境学部、経営学部の3学部の卒業生を送り出しました。また、午後は大学院と専攻科の修了式が行われました。
今年度、大学は1968人が卒業、大学院・専攻科計86人が修了しました。21日は短期大学部の卒業式が行われます。
2018年から学長を務めた瀬口和義学長は今年度をもって退任することから、式辞で「実は私にとっても今日は卒業式です」と語り、「武庫川女子大学は質の高い教育や高度な研究力はもとより、学生、卒業生の明るさ、伸びやかさ、バイタリティが他大学にない魅力を放つ、素晴らしい大学です。半世紀にわたる教員生活で、本学の発展を見続けてきた私が保証します。皆さん、このような本学の卒業生であることを誇りにしてください」と呼び掛けました。
また、同窓会組織「鳴松会」の永田隆子幹事長は「20万人を超える会員、国内外61支部を展開する鳴松会の新会員として、後輩たちの良きお手本になり、学院の発展に寄与してください」と励ましました。
送辞では、在学生総代の生活環境学科3年、水野葵さんが「学友会やサークル活動では、先輩からみんなで集まり汗を流す楽しさを教えられ、授業やゼミでは、先輩のふるまいが私たちの指針になりました」、答辞では卒業生総代の健康・スポーツ科学科の池谷理沙さんが「私たちの学生生活はコロナ禍の影響でオンラインから始まりましたが、やがて友だちができ、新たな発見と刺激を得て世界が広がりました。大学での友人はこれからもかけがえのない存在です」と語りました。
午後からは大学院の修了式がメディアホールで行われ、修士課程、博士課程で修了証、学位が贈られました。