日本語日本文学科のホームページで「古典部リレーエッセイ」を公開中。最新号では羽生紀子教授が、本学附属図書館が所蔵する「蔦重本」を紹介しています。
2025/04/18
日本語日本文学科では2024年4月より、古典文学系の教員によるリレーエッセイを、学科オリジナルホームページで公開しています。現在、「vol.8」まで読むことができます。
2025年度最初の最新号(vol.8)は、羽生紀子教授の執筆による「武庫女の蔦屋重三郎」。NHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」で話題の、蔦屋重三郎(蔦重)を取り上げています。
羽生教授は、附属図書館の所蔵本に、蔦重が手掛けた版本(印刷本)である「蔦重本」が8点あることを紹介。それらに狂歌関連が多いことから、蔦重の狂歌師としての活動や、書物の出版につながる江戸時代の版元の役割について触れ、本学所蔵に行き着いた蔦重本に思いを馳せます。
日本語日本文学科古典部リレーエッセイは、こちらから。次回の更新は5月下旬を予定しています。ぜひご一読ください。