プレFD武庫女Style!大学院生が企画・運営する「2025年度第1回 大学院生交流会」が開催されました。
2025/05/28
大学院生や大学院進学に関心のある学部生が集う「大学院生交流会」が5月10日、中央キャンパス公江記念館7階で開催され、大学院生10人、学部生6人、教職員6人が参加しました。
「大学院生交流会」は、若手研究者の育成と大学院の活性化を目指し、女性研究リーダー育成推進センターが2024年度から企画・実施しています。今回はFD推進委員会との共催となり、大学教員(ファカルティ)を目指す、あるいは教育・研究活動に携わる可能性のある大学院生が運営を担い、ファカルティとしての知識やスキルを実践的に習得することも目指しました。
「運営をやってみたい!」と意欲的に手を挙げた大学院生3人が企画・運営を担当しました。「大学院を活性化したい」「人前で話す練習がしたい」など、それぞれの思いを胸に、準備から当日の進行まで初挑戦。イベントの企画立案、参加者間の円滑なコミュニケーション促進といった、将来大学教員として求められる教育・運営能力を養う貴重な機会となりました。主体的に行動することで他者と協働する自律的な学びの姿勢が培われ、別の大学院生が次の運営メンバーに加わりたいと申し出るなど、”プレFD武庫女Style”としての好循環が生まれています。
司会を務めた大学院生は「私はとても緊張しやすい性格ですが、人前で話す練習になると思い、思い切って司会に挑戦しました。仲間のサポートもあり、無事に務めることができ、自信につながり、達成感も得られました。今後もこの会を通じてさまざまなことを学びたいです」と話していました。また、参加した大学院生からは「大学院がどんなところなのか知らないまま入学しましたが、今日、たくさんの人から研究や大学院について教えていただき、とても良い刺激を受けました」、「今回は新しく出会う人が多く、学部生も参加していたのでとても刺激になりました」、「悩んでいるのは私だけではなくて、みんなそれぞれ悩んで、やりたいことに対して一生懸命頑張っているということに気づけました。仲間ができたように感じました」などの声が寄せられました。
大学院進学を検討している学部生を対象に行ったアンケートでは、「本日の大学院生交流会は、大学院進学を検討するための参考になりましたか」という質問に対し、回答者全員が「とても参考になった」と回答。参加した学部生からは「大学院生と話すことでたくさんのことを知ることができました。不安が和らぎました」「大学院について知識としては知っていましたが、実際に大学院生と話すことで、さまざまな人が様々な理由で進学していて驚きました。同年代で進学を考えている人がいて、少し勇気が出ました」という声が聞かれました。
大学院生交流会は定期的に開催予定です。詳細はサイエンス・コモンズホームページ、または、サイエンス・コモンズ Instagram